TOP > 先輩社員の声 > 鈴木 彰
大学卒業後、大手電機メーカーに就職しました。最初に担当したのが電力会社にタービンや発電機などの火力発電設備を提案する営業。そこで3年半のキャリアを積んだ後、海外営業に異動してインドやブラジル、オーストラリア、スイスなどのさまざまな国に、郵便物流機器を提案する仕事に従事しました。ビジネスは大きく、とてもやりがいを感じていましたが、郵便物流機器となると自社製造品の比率が低いのですね。仕事をするうちに、「もっと自社製造品に携わる仕事がしたい!」という思いが膨らんでいき、思い切ってものづくりへのこだわりが強い企業への転職を決めました。内定をいただいた数社の中からSUBARUを選んだのは、“自分はSUBARUらしくない人間”だと思ったから。中途入社の場合、やはり化学変化を起こさなければ存在価値は感じてもらいにくい。SUBARUが持つイズムは共有しながらも、今いる人たちと違ったキャリア、考え方を持ち、フレキシブルな発想ができる自分なら、会社にとっても組織にとっても、私にとってもプラスになるのではないか。そう考えたのです。
現在、経営企画本部で、世界中で開催されるモーターショーの企画・運営に携わっています。現地の特約店と会話し、彼らがどのような支援を要望しているのかをヒアリング。本社の方針とすり合わせながらさまざまな意見を集約し、形にしていくのです。もちろん広告代理店や当社の営業部、デザイン部などとも折衝します。ショーの演出やプロモーション映像の作成、展示車両の手配など、ブランド価値を向上させるためにやるべきことは何でもやります。このあともすぐにフランクフルトに飛びます(笑)。私がこの仕事をするうえで大事にしているのは、できるだけ数字を持ち出すことです。意見集約する過程では異なる意見も多く、なかなか結論の決め手に欠ける場面が多くあります。それを促進させ、納得させるためには、数字や調査結果、第三者が発表しているデータなどを提示することが重要だと考えています。事前に資料の準備や情報収集をきちんとし、折衝に挑む。それが私流。SUBARUには、前例にとらわれず柔軟に改善案を受け入れてくれる風土があり、自分で考えて仕事をつくっていきたい人には最高の環境です。入社1年目にして、こんなやりがいと責任の大きい仕事を任せてくれたことにとても感謝しています。