人財：研修と教育

人事制度の運用を通じて、仕事の成果・能力の発揮度合いを客観的に評価しています。また、目標管理制度のもと、SUBARUの全従業員を対象として、年4回（目標設定・中間確認・成果確認・評価共有）面談することで、成長に向けて必要な課題を上司と部下が共有しています。なお、男女を問わず適正な処遇を実施し、性別による基本給与の差はありません。

SUBARUでは、全従業員が自身のキャリアプランやレベルに応じてスキル開発を行えるよう、幅広く学ぶ機会を提供しています。また、従業員のキャリア開発をサポートするため、2021年度より新規プログラムを導入し、会社としても「個の成長」を後押しする仕組みや環境を整えています。

研修プログラム体系図

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新設

研修実績

• 参加者合計：27,348人
• 研修時間合計：128,554時間
• 一人当たり平均研修時間：6.5時間

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自己啓発および内定者教育については参加者合計、研修時間合計に含まれておりません。

理念共感プログラム

SUBARUのありたい姿や提供価値を一人ひとりが深く理解し、従業員同士の対話などを通じてSUBARUへの共感を深めていくプログラムを実施しています。ありたい姿の実現に向け、一人ひとりが自律的に意識・行動できることを目指しています。

キャリア研修、キャリア支援

従業員が自律的にキャリア形成できるよう、自らのキャリアに向き合う機会としてキャリア研修を実施しています。また、職場や上司が従業員のキャリア支援を行えるよう、管理職向けのキャリアマネジメント研修やキャリア面談も実施しています。

ビジネススキル開発支援プログラム

管理職層から一般層まで、すべての従業員を対象にレベルや目的に応じて選べる様々なビジネススキル開発支援プログラムを実施しています。スキル開発においても、自身のキャリアプランや強み・弱みに応じ、プログラムを自主的に選択し自律を促しています。また、社外公開講座を積極的に活用することで、社外との接点を増やし新たな気づきを得たり、外から学ぶ機会としても活用しています。

経営人財育成

次世代の経営を担う人財を継続的に創出することを目的に、管理職・中堅層の従業員それぞれを対象とした選抜型研修を実施しています。

グローバル人財育成

語学力向上に加え、グローバルな活躍を視野に異文化における、協働・リーダーシップスキルの習得を目的とした幅広い能力開発の促進を図っています。

技能伝承に向けた取り組み

SUBARUにおける技能伝承では、「変化」に対応する力、「標準化」しそれを継続する力、「改善」を発想する力の総合力を強化し、高品質な商品を安全かつ効率的に製作できる人財の創出を目的としています。
群馬製作所では、技能教育プログラムに基づき、計画的に技能者を育成しています。2021年4月からは、これまでの職業訓練校とSTS教育^※1を凝縮した新規基礎教育を導入し、294人が受講しました。

※1

SUBARU Technical Schoolにおける各職種に応じた専門実技訓練・講習。

技能五輪全国大会^※2

高度な技術力を持ち職場のリーダーとなり得る人財の育成を目的としています。
技能五輪全国大会には、「旋盤」「プラスチック金型」「自動車板金」の3種目で毎年参戦し、技能レベルの日本一を目指しています。各選手は入社からの約3年間、全国大会で最高の力が発揮できるように、毎日の訓練で技能・集中力・体力の鍛錬に励んでいます。

※2

中央職業能力開発協会が主催する、青年技能者（原則23歳以下）の技能レベルの日本一を競う技能競技大会。
次代を担う青年技能者に努力目標を与えるとともに、大会開催地域の若年者に優れた技能を身近にふれる機会を提供するなど、技能の重要性、必要性をアピールし、技能尊重機運の醸成に資することを目的として実施。

国内関係会社　人財育成プログラム

2022年度より、グループ企業向け人財育成の主管部門を経営企画部から人事部へと移管しました。一貫したプログラムのもと、SUBARUグループ全体での人財レベル向上を図ります。

海外関係会社　人財育成プログラム

海外のグループ企業では、地域性や事業内容などを踏まえ、求められる能力や専門スキル開発などに関する人財育成プログラムを提供し、従業員の成長を支援しています。