SUBARUとはどんな会社?
SUBARUとはどういうことをしている会社なのか、
わかりやすくまとめてご紹介します。

「笑顔をつくる会社」を目指して

自動車メーカーとして決して規模が大きくないSUBARUグループは、提供価値である「安心と愉しさ」を追求することに限られた経営資源を集中しています。私たちを支えてくださっているお客様は、SUBARU車を人生のパートナーのように大切にし、共に社会をより良くするための行動に踏み出しており、SUBARUを「Different」と表現してくださっています。ありたい姿である「笑顔をつくる会社」は、私たちと関係の深いお客様の振る舞いから教えられたことでもあります。SUBARUブランドを育ててくださったお客様を第一に、人、社会、地球までをも笑顔にしたい、そんなSUBARUでありたいと考えています。

SUBARUの価値創造の歩み

時代背景に基づくお客様ニーズに対し、常に先んじてSUBARUらしい商品でお応えしてきたことがお客様との関係を強固なものとしてきました。特に、クルマに乗るすべての人々にとって普遍的な価値である「安全」は、あらゆる技術を磨き続けてきたことにより、お客様に実感いただける揺るぎない私たちの強みであると考えています。

価値創造プロセス

SUBARUは当社グループに関わる全ての人の心や人生を豊かにしたいと考えており、「笑顔をつくる会社」をありたい姿として掲げています。
航空機メーカーのDNAを持つ当社は「人を中心としたモノづくり」の考えのもと、SUBARUらしい商品を通して「安心と愉しさ」を提供し、それに共感してくださるお客様の様々な期待にお応えし続けることでお客様との関係を育てていきます。この実現に向けて、「個の成長」を促し変革をリードする人財とそれを支えるすべての従業員の力を結集し「組織の成長」へとつなげていきます。そして、SUBARUグループの持続的な成長と愉しく持続可能な社会の実現の両立を図っていきます。

数字でみるSUBARU

事業のご紹介

① 自動車事業

売上高全体に占める割合

97.8%

SUBARUの中核をなす事業が、自動車部門です。
当社は1958年に「スバル360」を発売して自動車メーカーとしてのスタートを切って以降、水平対向エンジンやシンメトリカルAWDなどのコア技術を起点に、新しいカテゴリーの開拓や、世界初の運転支援システム「アイサイト」に代表される技術価値の創造を通して、常にクルマの新しい価値を提供し、お客様との絆を深めてきました。

※ステレオカメラのみで各種機能を実現した運転支援システムとして(当社調べ)

スバル360

近年では、米国を重点市場と位置づけ、SUVとスポーツモデルを中心とした商品ラインアップとするなど、限られた資源を強みと特長を伸ばすべき分野に集中させる戦略をとり、付加価値の高い商品を通して「安心と愉しさ」を提供しています。
また、カーボンニュートラルの実現に向けては、BEVやハイブリッド車などの基幹技術開発をアライアンスも活用しながら取り組みを加速させています。

クロストレック
商品の集中
市場の集中
売上収益の推移
営業利益の推移

② 航空宇宙事業

売上高全体に占める割合

2.1%

SUBARUの前身は、1917年に創設された「飛行機研究所」をルーツとする「中島飛行機」。航空宇宙事業は、「中島飛行機」から続くモノづくりへの情熱を受け継ぎ、防衛事業、民間事業、ヘリコプター事業という3つの柱にて、多種多様な航空機を開発・生産し、日本の航空宇宙産業をリードしています。

大型航空機中央翼
SUBARU BELL 412EPX(イメージ)

防衛事業では、各自衛隊向けの練習機等に加え、オールジャパン体制での航空機システムの開発生産分担に係わるなど幅広く事業を展開しています。民間事業では、米国ボーイング社との国際共同開発にて、「ボーイング787」などの大型航空機中央翼や様々な部位の開発・ 製造を担当しています。ヘリコプター事業では陸上自衛隊多用途ヘリコプター「UH-2」および民間向けバージョンの「SUBARU BELL 412EPX」の生産・納入を進めています。

売上収益の推移
営業利益の推移

主な製品

  • SUBARU BELL 412EPX
  • 多用途ヘリコプター「UH-2」
  • 戦闘ヘリコプター「AH-64D」
  • 初等練習機「T-5」「T-7」
  • 無人偵察機システム
  • ボーイング787中央翼
  • ボーイング777・777X中央翼