ステークホルダー・エンゲージメント事例

お客様

SUBARUグループは「お客様第一」を基軸として、すべての事業活動に取り組んでいます。「安心と愉しさ」でお客様に選ばれ続けるブランドになるために、お客様の声を商品・サービスに反映させる活動を推進しています。

お客様向け広報誌
『カートピア(cartopia)』

地域社会

SUBARUは、事業所を置く地域の方々とコミュニケーションを図り、各地域の発展や信頼関係づくりに努めています。群馬県太田市においては、SUBARUとお取引先様、そして太田市をはじめとする周辺地域にお住まいの皆様と一つの輪になって「地域の発展と住み良い街づくり」を目指し、スバル地区交流会を1995年に発足し、ボランティア活動、文化活動、教育活動、市民生活活動に取り組んできました。また、その他のSUBARUが事業所を置く地域においても、交流会やイベントなどを実施しています。
今後も、時代のニーズに呼応するため「社会貢献重点取り組み4分野」を柱に活動を推進し、より地域に密着した活動の展開を進めていきます。

東京事業所
スバルモノづくり教室の開催

株主様

SUBARUは、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に資するべく、株主・投資家の皆様と建設的な対話を行い、長期的な信頼関係の構築に努めています。CEO・CFO(最高財務責任者)による決算説明会や海外ロードショーの実施をはじめ、経営陣による事業・技術説明会を行うなど積極的な対話の実行により相互理解を深めるとともに、株主・投資家の皆様との対話内容や指摘事項を取締役会や関係部門へ定期的に報告し、さらなる開示や対話の充実などに繋げています。
2023年度はSUBARUの事業方針・内容や日頃の生産活動に対するご理解をより深めていただくことを目的として、個人の株主様向けに「工場視察会」を開催いたしました。「工場視察会」では生産現場をご確認とあわせて役員が参加する質疑応答の場を設けており、いただいたご意見・ご感想などは、経営層をはじめ社内関係者に共有し、事業活動・IR活動に活かしています。

販売特約店

販売特約店と共に一体感を持ってSUBARUブランドを支えていくことを目的に、国内外の販売特約店に向けて、様々な取り組みを実施しています。
特に、品質においては、SUBARUグループとして品質最優先の考えを着実に実行するために、日ごろから直接お客様と接している世界各地の販売特約店との対話を重視しています。日本市場では年2回の技術連絡会議、海外市場では年1~2回の主要特約店サービス会議ならびにCIS、中欧、北欧、南欧、オセアニア、中南米地域で開催されるブロック会議などを通し、お客様にご迷惑をおかけする品質問題の最適な対応方法などについて販売特約店の意見を取り入れながら決定しています。
また、SUBARUは、社会への貢献を通じ、共感・共生の環を広げる活動として、販売特約店と共に「一つのいのちプロジェクト」に取り組んでいます。このプロジェクトは、航空機メーカーのDNAを持ち「人を中心としたモノづくり」のなかで安全を最優先に考え、「いのちを守る」ことを大切にしてきたSUBARUの想いを軸に、お客様や地域社会と共に行う活動として取り組みを広げています。

一つのいのちプロジェクト

販売特約店との会議の様子

従業員

SUBARUでは、会社の方針や取り組みなどの情報共有をはじめ、従業員のモチベーション向上やコミュニケーション促進を目的に、社内報を発行しています。2022年度からは、情報発信のリアルタイム化や動画といったコンテンツの充実を図るため、デジタル社内報の「SUBAROOM」へ移行しました。従業員個人のパソコンやスマートフォンからもアクセス可能なため、より気軽に読める社内報として今後もタイムリーな情報発信を行っていきます。
また、2019年度から継続している役員講話リレーに加え、中堅社員を読者層に想定した部長リレーエッセイを開始し、「SUBAROOM」でも引き続き掲載しています。さらに、イントラネット上に「SUBARUコミュニケーションパーク」を開設し、様々な立場の従業員と相互にコミュニケーションを図る場を設けています。
グループ会社や国内販売特約店の従業員に対してもSUBARUの方向性を広く伝えることなどを目的に、2023年1月に「SUBAROOM MAGAZINE」の冊子を創刊しました。

デジタル社内報「SUBAROOM」