RACE
2025.02.27

大阪マラソン2025

日時2025年2月24日(月・休)
場所:大阪府庁~大阪城公園

種目 選手名 順位 タイム
マラソン 小山 司 29位 2時間09分25秒
マラソン 照井 明人 34位 2時間10分06秒(自己新)
マラソン 清水 歓太 64位 2時間15分00秒(自己新)


小山司選手のラストラン!サブテンを記録し、有終の美を飾りました

小山司選手、ラストランで有終の美を飾る

 2月24日(月・休)に大阪マラソン2025が開催され、SUBARU陸上競技部から、小山司選手、照井明人選手、清水歓太選手が出場。寒波が到来し、時折、雪も降る中、3万人以上のランナーが大阪の名所を通りながら走りました。

 小山司選手はこのレースで引退を決めており、現役ラストラン。小山選手は2023年の別府大分マラソンで2時間08分00秒のSUBARU記録で走って世界大会代表を決めるMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)に出場するなど、マラソンを中心にチームを盛り上げてきました。この日は、ハイペースの展開に冷静に対応。第2集団につけると、ペースを崩すことなく走り切り、サブテンを記録して有終の美を飾りました!

 大幅自己記録更新をめざして臨んだ照井明人選手は35km付近まで小山選手と並走。終盤で腹痛のために遅れたものの、自己ベストを3分も縮めてフィニッシュ。目標を達成しました。

 清水歓太選手は2025年からマラソンに本格参戦。その初戦のこのレースで、まずは42.195kmの感覚をつかみました。

スタート地点の大阪府庁

ラストレースに向け、スタート地点に立つ小山司選手

9時15分、スタート!

小山司選手、笑顔で駆け出す!

序盤、大阪市役所前では大阪エキスポ2025のマスコットキャラクター、ミャクミャクがランナーを応援!

3万人以上のランナーが走った

15km手前で、京セラドーム大阪が姿を現す

15km手前、第2集団で走る3選手

中間の20km付近。第2集団で粘る照井明人選手、小山司選手

中間の20km付近。清水歓太選手も第2集団に位置取り、照井、小山選手のすぐ後ろを走る

残り1km地点。雪が降ってきました

残り1km地点。まず姿を見せたのは小山司選手!

残り1km地点。小山選手のすぐ後に、照井明人選手が来た!

残り1km地点。そして清水歓太選手が力を振り絞る!

フィニッシュの大阪城公園はもうすぐ!

ゴールゲート!3選手とも、しっかり完走しました

奥谷亘監督コメント

 小山選手は、マラソンという競技をしっかりと理解しており、最後のレースとなる今回も安定した走りを見せてくれるだろうと期待していた。期待どおり、存在感のある走りでレースをまとめてくれた。この1年はケガに苦しみ、なかなかレースに出場できなかったが、最後にサブテンで締めくくることができ、本当に良かったと思う。    
 レースで結果を残すだけでなく、チームのまとめ役としても大いに貢献してくれた。ここから彼の新たなスタートが始まる。社業での活躍を期待するとともに、OBとして陸上部を支えてほしい。

  照井選手は、これまで終盤に失速する傾向があったが、今回のレースではその課題が改善された。少しずつマラソンを理解し始めており、長距離への適応も進んでいる。今後はさらに長い距離に対応できるよう、練習を重ねて力をつけていってほしい。

 清水選手は、トラック競技からマラソンへ移行する難しさを、実際のレースを通じて実感したことだろう。彼にはマラソンの適性がある。今回の経験を生かしてしっかりと練習を積み、万全の状態でスタートラインに立てば、結果がついてくるはずだ。


小山司選手コメント 「ラストレース、悔いなく走り切った」

 ラストレースとして臨んだ今大会。目標としていた自己記録更新には遠く及びませんでしたが、最後まで力を出し切る事が出来、悔いを残さず終える事が出来ました。こんなにも素晴らしい競技人生を送る事が出来たのも、ひとえに沢山の応援、ご支援をして下さった皆さまのお陰です。ありがとうございました。


照井明人選手コメント 「終盤に対応できた。次は笑顔のゴールめざす」

 雪が降り、風もあるレースになりましたが、このマラソンに向けて1年やってきたので、気持ちで負けないように挑みました。 過去2回のマラソンは30kmまで行けず、何もできないまま終わっていましたが、今回はアクシデントがあっても冷静に対応でき、まずは30kmまでレースを運ぶ事は出来ました。その後36km付近までは集団でしたが、差し込みが来て集団から離れてしまい、そこからの勝負に参加する事が出来ませんでした。

自己ベストと収穫の大きいレースとなり、今後のマラソンに繋がるレースはできたと思いますが、目標達成や陸上界がレベルアップしている中で置いていかれてるのは確かです。次のマラソンはステップアップして笑顔でゴールできるように日々精進していきます。 沢山の応援ありがとうございました。


清水歓太選手コメント 「ペースアップへの対応力つける」

 今の取り組みでどこまで走れるかを探るレースでしたが、ペースアップに対応しきれず、最後まで戦い抜く体力も足りていませんでした。思いどおりには走れなかったが、課題が明確になった点は良かった。この現実をしっかり受け止め、次につなげていきます。

フィニッシュした後、仲間に胴上げされる小山司選手

母校・帝京大の皆さんも、たくさん駆けつけてくれました

奥谷亘監督から花束を受け取り、チームメートに囲まれて笑顔を見せる小山司選手

ご声援、ありがとうございました!レース結果の詳細は、こちらをご覧ください

レース結果一覧