日時2025年1月1日(水曜日) 場所:群馬県庁~各中継所~群馬県庁
ニューイヤー駅伝inぐんま~第69回全日本実業団対抗駅伝で、SUBARU陸上競技部は5位入賞を果たしました。2022年の準優勝に次ぐ、過去2番目の順位です。 1区の三浦龍司選手がトップとわずか2秒差の3位で好スタート。順調にたすきをつないだ後、7位で走り始めたアンカーの並木寧音選手が2人を抜き、最後は稲妻スパートでゴールに飛び込んで5位をもぎ取りました。 レースを振り返ります!
朝早くから群馬県庁前で準備する運動部後援会のメンバー。「三浦龍司」ののぼりも掲げ、応援体制はバッチリ整いました!
応援席には「ぐんまちゃん」も登場し、声援を送ってくれました。
世界大会で活躍する三浦龍司選手は今大会の大注目選手。群馬県庁前に姿を現すと、沿道から大きな歓声があがりました!
スタート後は終始、先頭集団で走ってトップと2秒差の3位。専門のトラックだけでなく、ロードでも期待通りの走りを見せ、その万能ぶりを発揮しました。
1区の三浦龍司が、手に「ぐんまちゃん」を持ち、エスコートキッズとともに登場!
大勢のファンで埋め尽くされた観客席に「ぐんまちゃん」を投げ入れる!
スタート直前。トラックでデッドヒートを繰り広げたこともあるライバル、遠藤日向選手(住友電工)と笑顔で健闘を誓います。
位置について…
スタート!
先頭集団の前方、いい場所に位置取りました。
レースはハイペースで進んだため、序盤で2つの集団に。三浦選手はこのまま先頭集団の前方で走り続け、最後は得意のラストスパートでトップと2秒差の3位。いい流れを作りました。
前半からしっかり攻めた走りができた。沿道からの熱い応援のおかげで後半しっかりと粘ることができましたし、背中を押されました。
9月の東京世界陸上では自己ベスト更新、メダル獲得を目指したい。
7区間中最長で、エースがしのぎを削る2区は、SUBARUもエース清水歓太選手が走りました。 「120%の準備をして臨む」と気合いを入れていた清水選手。マラソン日本代表選手がズラリと顔をそろえた最強区間で踏ん張りました。
この日もトレードマークの白ぶちサングラスで登場した清水歓太選手。マラソンの世界大会日本代表選手に挟まれながら先頭集団に食らいつきました。
落ち着いた走りで、しっかり力を出し切りました。
入賞圏内で渡せたのは良かったし、チームの5位入賞はうれしいが、自分の走りについてはかなり悔しかった。
課題も見つかったので、今後の練習によって、このレースを、次のレースである2月24日の大阪マラソンや、そして1年後の駅伝につなげたい。
2区に次ぐエース区間とされる3区を任されたのは、'24箱根駅伝MVPのルーキー、山本唯翔選手。追い風の吹くスピード勝負に落ち着いて対応。10000m日本記録保持者にぴったりと付いた後に前に出て順位をキープ。しっかり役割を果たしました。
日本記録保持者にピッタリと付いて走る”妖精”山本唯翔選手(ゼッケンナンバー13-3)。
沿道では「山本唯翔」ののぼりも掲げられ、大きな声援が送られました!
昨年11月の予選(東日本実業団駅伝)で悔しい走りをしてしまい、チームにも貢献できなかった。でも、今回のニューイヤー駅伝で、自分の走りができて、チーム順位もキープしてロノにたすきをつなげることができた。初めてのニューイヤー駅伝は、とても楽しかったです。
18歳ロノ・シャドラック選手がついにニューイヤー駅伝デビュー。 4区は外国人が出場できるインターナショナル区間にして、途中の直角カーブ曲がると、前から赤城おろしが吹き付けてくる難コース。地元・太田市で大歓声を受けながら、力を出し切りました。
太田市役所手前で、ひときわ大きな声援を受けながら踏ん張るシャドラック選手。
5区・口町亮選手にたすきを託しました!
今回、初めてニューイヤー駅伝で走る機会をもらえたが、来年はもっといい走りをしたい。ニューイヤー駅伝は、簡単ではなかった。ベストを尽くすために、私にできることは、準備をすること。もう今、この瞬間から、来年の準備をしたい。
SUBARUの本拠地・太田中継所から、大声援を受けて口町亮選手がスタート。激走ですぐ前の選手に追いつき、チームの順位を入賞圏内に押し上げて良い流れを取り戻しました。
大声援を受けながら走り出す口町亮選手。
たくさんの方が、SUBARUの手旗を持って、口町亮選手が前を通るのを待ちます。
「くっちー、ガンバレ!」の大声援を受け、順位を一つ上げた口町亮選手。
走り始めてから、絶え間なく「SUBARU、ガンバレ!」の声援が聞こえ、背中を押されました。9位でたすきをもらったので、まずは入賞圏内に押し上げようと走り、順位を8位に上げられたので良かったです。
「SUBARUのユニフォームでニューイヤー駅伝を走りたい」と言い続け、どんな時も黙々と努力を重ねてきた川田裕也選手、ついに夢がかないました。
8位で走り始めると、すぐ前の選手に追いつき、7位に順位を上げます。最後は持ち前の粘りでさらに差を広げました。駆け引き上手の勝負師らしい展開で、チームに貢献しました。
前の選手に追いついた川田裕也選手。
後半に粘りを見せ、さらに引き離す!
初めてSUBARUのユニフォームで走らせていただいたが、沿道から、本当に大きな声援を送ってもらいました。これほど絶え間なく、応援してもらえる駅伝もなかなかない。貴重な、素晴らしい経験をさせていただきました。
後半、しっかり粘れて、順位を上げられて良かったです。
アンカーを託されたのは、2024年、急成長を遂げたルーキー、並木寧音選手。5、6位のチームと30秒差の7位でたすきを受け取ると、徐々に追いつき、3人の集団を形成。終盤に稲妻スパート第1弾を発動してまず1人を振り切ると、最後の直線で稲妻スパート第2弾! 胸の差で5位をもぎ取りました。
30秒差を縮めて前の2チームに追いついた並木寧音選手。
3人の集団で走りながら、スパートのタイミングを探ります。
最後の直線で、稲妻スパート第2弾を発動!
すさまじいデッドヒートに、沿道から悲鳴があがる!
横一線!
フィニッシュ! 胸の差でネオが5位!
7区を走ると決まってから、アンカー経験のある口町さんにいろいろなアドバイスをもらった。その通りにしたら、スパートもうまくかけられました。
フィニッシュした瞬間は、胸の差だったので「5番かな、6番かな」とソワソワしました。なんとか5位に上げられて良かったです。
SUBARUへの大きな声援を受けながら走ることができてうれしかったです。また走る機会がもらえたら、次は表彰台、そして、いずれは優勝のゴールテープを切りたい。
レース後、集まった応援団にお礼のあいさつをする奥谷亘監督(右)
健闘した選手たちをねぎらう大崎篤社長
チームを称える草深英行 運動部後援会長。
早朝から大声援を送ってくれた応援団の皆さんにお礼を伝える高林由美子 運動部長
表彰式では入賞の表彰状とカップが贈られ、チームを代表して口町亮選手が受け取りました。
ご声援、ありがとうございました!
他チームを含めた詳しい結果はこちらをご覧ください。