日時2024年11月30日(土曜日)、12月1日(日曜日) 場所:神奈川県横浜市・日本体育大学健志台キャンパス陸上競技場
11月30日(土)、12月1日(日)に日本体育大学健志台キャンパスにて第318回日本体育大学長距離競技会兼第13回NITTAIDAI Challenge Gamesが開催され、SUBARU陸上競技部から5000mに三浦龍司選手、10000mに森田佳祐、山本唯翔、鈴木勝彦、並木寧音選手が出場しました。 三浦龍司選手は1着でフィニッシュし、10000mの4選手は全員が自己ベストを更新。ニューイヤー駅伝へ、大きく弾みをつける大会となりました。
NCG5000mに出場し、1着でフィニッシュした三浦龍司選手
三浦龍司選手、久しぶりの国内レース。会場は三浦選手目当てのファンが大勢詰めかけました。
大勢のファンが注目する中、ウォーミングアップする三浦龍司選手
レースを見守る奥谷亘監督
スタート位置に向かう三浦龍司選手
スタート位置で構える
序盤から中盤で、前をうかがう三浦龍司選手
終盤、ラストスパートをかける!
先頭に立ち、最後の直線で、後続を引き離す!
1着でフィニッシュ!
目標として、日本記録を狙っていましたが、レース展開の影響もあり、狙い通りの走りをすることができませんでした。しかし、今大会に向けて練習した成果を充分に走りながら感じることができました。悔しい思いもありますが、最低限の収穫はあったように感じています。 今年最後のトラックレースとなりましたが勝ち切って終わることができ、これからの駅伝シーズンに向けて弾みをつけられたと感じています。応援ありがとうございました。
NCG5000mで日本記録にチャレンジしました。 日本記録には届かず、悔しさも残りますが、ここまでの過程としてはかなり良い練習ができており、自信につながったのではないかと思います。 今後、レース展開や気象条件などが良ければ、記録を狙う力は十分にあると思います。 ここからは、ニューイヤー駅伝に向けて練習を積み、まずはチーム目標の達成、そして来年の世界陸上でメダル獲得を目指して頑張っていきます。
1500mを主戦場にしている森田佳祐選手は、「選手としての幅を広げたい」と6年ぶりに10000mに出場。試行錯誤しつつ、自己新で走り切って手応えをつかみました。
選手としての幅を広げたいと10000mに出場した森田佳祐選手
スタート!
予定どおり、後方で様子をうかがう
集団についていく森田佳祐選手
フィニッシュ!自己ベストを更新
6年ぶりの10000m。競技者として幅を広げたいと思って走りました。ここに出るためのプロセスを自分で考え、自己ベストを出せたことは良かったです。自分は瞬発力を得意とすることや、集中力の出しどころをどうするかなど、長い距離を走ってみて分かったことを、今後の競技に生かしていきます。
序盤はかなりのスローペースで進み、後半に一気にスピードが上がる展開。難しいレースで目標の27分台には届きませんでしたが、冷静な対応でしっかり自己ベストを更新しました。
スタート地点に立つ山本唯翔選手
序盤から中盤にかけてはスローペースの展開。集団のなかほどに位置どる
後半のペースアップにも冷静に付いていく山本唯翔選手
ラストスパート!最後の直線で力を振り絞る
27分台を目標にしていたので残念。ただ、かなりスローペースで入るレース展開だったので、記録は難しいと思い、途中、自分のなかで目標を自己ベスト更新に切り替えており、最低限の走りはできたかと思います。後半の急なペースアップに対応できたことなど、自分のなかで成長を感じられるレースでしたので、この経験をニューイヤー駅伝で生かし、得意のロードで沿道の皆さんの期待に応える走りをしたいと思います。
日本記録保持者や、世界で戦う日本代表選手がズラリと顔をそろえた特別なレースNCGに、鈴木、並木選手が登場。日本代表選手らと競り合いながら、2人そろって、トップ選手の証である27分台を達成しました!
スタート地点に立つ鈴木勝彦選手(ゼッケンナンバー34)、並木寧音選手(ゼッケンナンバー35)
号砲とともに、勢いよく飛び出す鈴木勝彦選手
日本記録保持者や日本代表選手と競り合う並木寧音選手
中盤で数人が超高速集団を形成し、前に出る。並木寧音選手は「ついていくか迷った」が、27分台の達成を優先して我慢。第2集団の先頭付近につく
第2集団の先頭で粘る並木寧音選手!すぐ後ろには鈴木勝彦選手が飛び出す機会をうかがう
我慢していた鈴木勝彦選手、終盤でついに飛び出す!
前に出る鈴木勝彦!
強力なライバル達と激しく競り合う!
フィニッシュ!念願の27分台達成に思わずガッツポーズを見せる鈴木勝彦選手
すぐ後に並木寧音選手もフィニッシュ!1年目から27分台を達成するも、「まだまだいけた」と悔しそうな表情
思っていたとおりのペース、展開で進んでくれた。あのハイレベルなメンバーで高速のレース展開だったが、終盤までキツさを感じなかったので、練習でやってきた成果を感じることができました。並木選手たち新人は本当によく頑張っている。まだまだ負けるわけにはいかない、ということを背中で見せられたかなと思います。 いよいよニューイヤー駅伝ですが、トラックと違い、ロードは距離感がつかみにくいし、風やアップダウンなどの状況を加味しながら競走しなければならず、自分はそれが得意ではありません。そこをクリアできれば、トラックで出せている力をロードで出すことができ、結果もついてくると思うので、残りの期間でその準備をしていきます。
1年半ぶりの10000mだったのでレース勘がなく、慎重になりすぎました。超高速集団が前に出た時、ついていってみたかったのですが、ついて行ってバテたら27分台が出ないかもしれない。27分台を出したかったので、かなり葛藤したのですが、我慢しました。しかし、フィニッシュした後、まだ力が残っていたので、結果論ですが、ついていったら良かったと思いました。 SUBARUに入社した時、10000mで27分台を出すことを目標にしました。1年目から達成できてうれしいはずなのですが、うれしさより悔しさの方が大きい。
大きなご声援、ありがとうございました!他選手も含めた結果は、こちらをご覧ください。