日時2024年4月29日(月曜日) 場所:広島市・広島広域公園陸上競技場
猛追する三浦龍司、大会新で優勝!
三浦龍司選手が日本記録を持つ3000mSCで、今季初レース。スタート直後から、ライバルで大会記録を持つフィレモン・キプラガット選手(愛三工業)の後ろに位置取って、力をためながら追うと、最後の直線で得意のラストスパートをかけ、キプラガット選手をかわしてフィニッシュ。雨で慎重な走りが求められるなか、大会記録を3秒06更新する大会新記録で優勝した。 森田佳祐選手は後方から入ると、冷静に集団を追走。上位3人が大会新記録で走るハイペースのなか、徐々に順位を上げてトップと約2秒差でフィニッシュした。 鈴木勝彦選手はスタート直後から集団中央付近に位置取り。時折苦しそうな表情を見せつつも、最後まで食い下がって16位で走り切った。
この2週間、調整してきたことが体の動きにつながり、狙い通りのタイムが出せた。順位的には後半、もう少し勝負したかったが、レース勘が少し鈍かった。今季の目標は日本一。調子が上がってきているので、今後のレースでは、タイム、記録とも日本一に近づくよう、愚直に取り組んでいく。
冷たい雨が降るなかでのレースとなった織田記念
雨のなか、出走に向け気合いを入れる森田佳祐選手
1500m決勝、スタート!(右から3人目が森田選手)
外側から先頭をうかがう森田佳祐選手(左端)
森田選手、懸命に前を追う!
混戦のなか、トップと約2秒差でフィニッシュ!手応えをつかんだ森田佳祐選手
織田記念の3000m障害に出場しました。 今回の試合では、最低目標を優勝に設定し、可能であれば標準記録突破も視野にいれていました。しかし記録の面では目標に及ばない結果となりました。ですが今回の走りや感覚などは悪いものではなく、これからに向けて伸び代や弾みを付けれるものだったと感じています。昨年のように自己記録更新や海外の強豪選手と戦っていけるようにしていきたいと思います。 応援ありがとうございました。
3000mSCで世界を狙う。スタート地点に立つ三浦龍司選手(右から4人目)
たくさんの観客の皆さんが、レースを見守る
水濠を軽快に飛び越える!
トップを走るライバル・キプラガット選手にぴたりと付く三浦龍司選手
またまた水濠!
最後のコーナーに向け、ギアを上げる!
ライバル・キプラガット選手との死闘!ハードルを越えて…
ラストスパート!トップに立つ三浦!
フィニッシュ!大会新で優勝
レースで戦った順天堂大の後輩と、ガッツポーズで健闘をたたえ合う
優勝者インタビューを受ける三浦龍司選手
贈られた花束を手に笑顔を見せる三浦龍司選手。おめでとう!
織田記念5000m13分54秒17と不甲斐ない結果に終わってしまいました。 金栗記念5000mから順調に練習を消化することができ表彰台に向けて自信をもってスタートラインに立てましたがレースでは全く対応できず思い描いていた走りをすることができませんでした。 悔しい結果となりましたが一喜一憂せずに自分の課題としっかり向き合い克服していきたいと思います。 今後とも応援のほどよろしくお願い致します。
大会最終種目、5000m決勝。スタート地点に立つ鈴木勝彦選手
暗くなり、競技場にライトが点くなか、
かっちゃんがスタート!
集団の中央付近に位置どった鈴木勝彦選手
時折、苦しそうな表情を見せながらも…
集団に食らいつく!
雨の中、終盤を激走!がんばれ!
フィニッシュし、記録を確認
雨のなかの激闘、織田記念2024。ご声援、ありがとうございました!