RACE
2023.12.11

第107回日本陸上競技選手権大会・10000m

日時
2023年12月10日(日)
場所
東京・国立競技場
種目 選手名 順位 タイム
10000m 清水 歓太 10位 27分50秒32

 12月10日(日)、東京・国立競技場で第107回日本陸上競技選手権大会・10000mが開催され、SUBARU陸上競技部から清水歓太選手が出場しました。

決戦の舞台、東京・国立競技場

伊藤達彦選手(Honda)や塩尻和也選手(富士通)らオリンピアンたちと並び、スタートラインに立つ清水歓太選手

号砲とともに、勢いよく飛び出した清水歓太選手(左から2人目)

 

 トップ選手が集まった国内最高峰のレース。清水歓太選手はスタート直後から積極的に前に出て、ペースメーカーであるシトニック・キプロノ選手(黒崎播磨)の後ろに位置取ります。

 

日本記録保持者の相澤晃選手(旭化成)、オリンピアンの塩尻和也選手(富士通)らと先頭集団を形成。レースは、日本記録ペースの高速で進みました。

高速レースに食らいつく清水歓太選手(腰ゼッケン5)

ペースメーカーのすぐ後ろを走る清水歓太選手

 

 この日のスタンドには100人を超えるSUBARU応援団が集結!

「夢の舞台へ 駆けあがれ!」と記された特注の「清水歓太応援幕」を掲げ、大声援が送られるなか、清水歓太選手は中盤に入ってもトップを守り、5000mを13分40秒で通過しました。

しかし、8000m付近から塩尻和也選手(富士通)がロングスパートをかけると、後続との差が広がりました。

果敢にチャレンジした清水歓太選手。目指した優勝はなりませんでしたが、最後まで積極的に走り10位でフィニッシュしました。

レース後、応援団の皆さんに囲まれる清水歓太選手(前列右から4人目)

 

■清水歓太選手コメント
悔しさ、必ず晴らす

グラウンドに出た時、スタンドに大勢の方が来てくれていて、雰囲気が素晴らしく、本当に幸せだった。陸上競技の楽しさを伝える大きなチャンスで、いい結果を出し、さらに盛り上げたかったので、この結果は悔しい。
ここまでの過程で「こうすればよかった」ということは一切ない。全力を尽くして走った。今日、なぜ結果が出なかったのか、すぐには分からないが、理由を考え抜き、この悔しさをニューイヤー駅伝で晴らし、次のトラックレースでも必ずリベンジしたい。

■奥谷亘監督コメント
清水の頑張りを称えたい

清水の頑張りを称えたい。すべてを研ぎ澄まし、精一杯チャレンジした。離れそうになりながらも何回も踏ん張っていた。日本のトップレベルのレースで、ハイペースに挑んだ。
今日まで、清水は本当にハイレベルの練習を積んできた。あれだけやれば、本人が言うとおり、悔いはないだろう。ただ、さらに速くなった日本記録との差を埋めるために、次どうすべきかを考えるだけだ。清水と一緒に、我々も考えていきたい。
群馬から東京まで、たくさんの応援団に駆けつけていただき、本当にありがとうございました。次はニューイヤー駅伝です。地元を沸かせたい。

 

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レース結果一覧