10月15日(日)、東京レガシーハーフマラソン2023が開催されました。SUBARU陸上競技部からは、唐澤剣也選手が招待選手として出場。小林光二コーチがガイドランナーを務め、見事、2連覇を達成しました。
東京マラソン財団 東京レガシーハーフマラソンで、ガイドランナーの小林光二コーチとともに、トップでゴールテープを切る唐澤剣也選手
「しっかり準備できたので自信はあります」と語っていた唐澤選手。期待どおりに優勝を果たしました。 ただ、大雨の中のレースとなり、足元に気を配ったために「想定以上に後半に疲労が出てしまい、狙っていた(自身の持つ)世界記録を更新できなったのは残念」と唐澤選手。 伴走した小林コーチも「唐澤選手が、もっと楽に走るため何ができるか、ガイドランナーとしてできることを追求したい」と話しており、2人はさらなる高みを目指します。
東京マラソン財団 雨の中、足元に気を付けながら、ガイドランナーの小林光二コーチとともに力走する唐澤剣也選手
■唐澤剣也選手コメント 悔しさ残るが、粘り強化 このたび、東京レガシーハーフマラソン2023の視覚障がいT11の部に出場しました。 この大会には、世界記録の更新と昨年に続く連覇を目標に臨みました。 レース当日はあいにくの雨。連覇は達成したものの、路面状況が悪く、走りにくさがあって世界記録を更新することができませんでした。今回の悔しさを来年にぶつけたいと思います。 ただ、ほとんど経験したことのない、雨の中でのロードレース。悪条件の中でも、優勝することができたので、最低限の走りはできたのかなと思います。また、悪条件のなかで長距離を走ったことは、粘りの強化につながったと思います。 皆さん応援ありがとうございました。
■小林光二コーチコメント ガイド技術、向上したい 気温が下がったのは良かった。しかし、雨で、マンホールやカーブで滑らないよう、気を付けながら走ることになりました。このため、走りづらく、前半でかなり体力を使わざるを得ず、ラストに十分にスピードを伸ばすことができず、世界記録更新はなりませんでした。 悪条件のなか、唐澤選手がもっと楽に走るために何かできるか。ガイドランナーとしてできることを追求したい。
5kmごとのタイムなど、詳しい結果についてはこちらよりご確認ください。
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