第1回世界ロードランニング選手権が10月1日(日)、ラトビアの首都・リガで開催されました。 SUBARU陸上部からは5kmに、清水歓太選手が出場。遠藤日向選手(住友電工)の持つロード5kmの日本記録(13分50秒)を13秒も塗り替える、13分37秒の日本新記録で、走り抜きました!
リガ大聖堂。バルト三国で最大にして最古の大聖堂です
14世紀に、商人の会議や舞踏会のために建てられたという「ブラックヘッドハウス」
清水歓太選手にとって、日本代表として初のレース。舞台は、「バルト海の真珠」と呼ばれる美しいリガの街です。
2016年リオ五輪5000m銅メダリストのハゴス・ゲブルヒウェト選手(エチオピア)、2019年ドーハ世界選手権10000m銀メダリストのヨミフ・ケジェルチャ選手(エチオピア)、吉居大和選手(中央大)ら強豪41人とともに出場しました。
清水歓太選手は胸に「JAPAN」が刻まれた、オレンジ色のユニフォームで最前列右側からスタート!
スタート地点に設けられたゲート。清水選手は最前列から飛び出しました(こちらのサイトもご覧ください)
1kmすぎに、ヨミフ・ケジェルチャ選手が先頭に出て、集団が2つに分かれると、清水選手は第2集団前方で食い下がります。そのまま粘って18位でフィニッシュ!8位入賞まであと9秒と健闘しました。
■阿久津圭司コーチコメント 清水選手が初の日本代表として出場しました。 今後の国際大会でも戦うであろう、世界トップの選手たちとともに5kmスタートしました。当日のコンディションは風が少しありましたが涼しくなり良好。中盤以降、力の差が徐々に出てきましたが粘って18位でゴールしました。記録としては日本記録を更新し、初の日本代表戦としては良かったのではないかと思います。 ただ上には上がおり、本人もそれを自覚し更なる成長を求めています。私たちはしっかりサポートしていきたいと思います。 貴重な経験ができ、私自身も一段上の目線を感じることができました。この経験をチーム・選手に還元していきます。
■清水歓太選手コメント 今回は初めての国際大会で分からないことばかりでしたが、いろいろなことを経験することができました。世界との差は大きいですが、もっと強くなって必ずリベンジしたいと思います。 実業団選手として日本代表になり、世界で戦いたい、と思ってSUBARUに入社し、ここまで努力してきましたが、更なる高い目標に向かってこれからも引き続き努力していきたいと思います。 ご支援、ご声援の程、宜しくお願い致します。
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