7月8日(土)~17日(月)にフランス・パリにて世界パラ陸上競技選手権大会が開催され、SUBARU陸上部から1500mと5000mに唐澤選手、ガイドランナーとして小林コーチ兼マネージャーが出場しました。
■小林コーチ兼マネージャーコメント
パリ2023世界パラに唐澤剣也が出場いたしました。 初戦5000mは暑さもあり、ブラジル選手1組以外は牽制展開となりました。一時は50m近くリードを許しましたが、唐澤は落ち着いて3番手前後で推移。3000m過ぎの伴走交代を機にペースアップし、ラスト1周で15m差の先頭を逆転しての優勝となりました。
2戦目1500m予選も牽制。唐澤はラストの切り返しが抜群に冴え、無事に混戦を制し1着通過でした。 3戦目1500m決勝は、スタート直後に前の選手がガイドロープを離し失格。アクシデントに巻き込まれ出遅れたものの積極的に前を追い、2番手で推移していた順位を守り切る展開でした。
5000m金メダル獲得を最優先に、4月から綿密な計画のもと取り組んできました。全てが噛み合った結果、1500mでは想定以上の成果を引き寄せたと思います。唐澤が本当に良く頑張りました。 来年は神戸2024世界パラ、そしてパリ2024パラリンピックへ続きます。まだまだ挑戦者として、上を目指し取り組んでもらいたいと思います応援ありがとうございました。 この勢いを部員一同で駅伝に繋げていきます。引き続き、ご支援ご声援を宜しくお願いいたします。 ※伴走体験など随時募集中、ご要望は陸上部マネージャー小林まで
7月10日 5000mT11決勝
◇唐澤選手
ラストで見事なスパート!逆転した唐澤選手とガイド小林
優勝したチームからけん。左から森下さん、唐澤選手、小林コーチ兼マネージャー
7月12日 1500mT11予選
無事決勝進出をきめました!
7月13日 1500mT11決勝
2位に入り銀メダルを獲得!
■唐澤選手コメント
7月8日から17日にかけてパリで開催された世界パラ陸上競技選手権大会の5000mと1500mに出場して参りました。 5000mでは金メダル、1500mでは銀メダルを獲得することができました。 この結果は日々サポートしてくださる練習パートナーや応援してくださる方々の支えがあって勝ち取れた結果だと思います。皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。 5000mでは、前半の3200mまでは、森下ガイドが良い位置で走らせてくれて、後半の小林ガイドに交代したところで一気にスパートをかけ、念願の金メダルを獲得することができました。 これまで最後勝ちきることをテーマに練習に取り組んできましたが、その成果を発揮することができ、とても嬉しいです。 1500mについては、スタート時のトラブルで出遅れてしまったのはありますが、1位の選手とは大差での2位でした。 1500mでのはじめてのメダルなので、嬉しさ半分悔しさの残る結果でした。 次の目標は来年開催されるパリパラリンピックでのメダルの獲得です。今回の結果を超えられるように頑張って参りますので、引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします。
総合結果については、以下のリンクよりご確認ください。 一般社団法人 日本パラ陸上競技連盟 ※7月10日、12日、13日参照。結果と各選手コメントも掲載
ご声援ありがとうございました。