6月1日(木)~4日(日)に第107回日本陸上競技選手権大会が開催され、SUBARU陸上部から1500mに森田選手、5000mに清水選手が出場しました。
今年度もヤンマースタジアム長居で開催!
■奥谷監督コメント
日本選手権に森田、清水が昨年に引き続き出場。 両名ともに昨年の3位以上の結果を求めて準備を進めてきました。 まずは森田が1500m予選の2組目に登場、後半のペースアップに無理なく反応して決勝に駒を進めました。 過去最高のレベルだった5000mに出場した清水は、積極的に先頭近くでレースを進め、最後まで気迫溢れる走りで2位を争い、結果的に敗れたものの、自己記録も更新して昨年以上に強さを見せてくれました。同じ群馬県出身で高校時代からライバルであった同期の塩尻選手(富士通)と表彰台に並んだのは感慨深かったです。 翌日の1500m決勝では森田も常に集団前方でレースを進め、ゴール直前でかわされてしまいましたが、大会記録を更新しての3位と、今期少し出遅れた中、この大一番で立派な走りをしてくれました。 2人とも、昨年と同じ3位でしたが、日本のTOP3を2年連続で勝ちとったことは非常に価値があると思います。しかし、このレベルだからこそ、世界への扉を開けるのが難しいことも実感していると思います。 これからも彼らのチャレンジは続きます、皆さん是非応援をよろしくお願いいたします。 今大会は大変な豪雨のなか、大会を運営していただきまして関係各位には心から感謝いたします。ありがとうございました。
6月1日(木)1500m予選
◇森田選手(ナンバーカード175)
落ち着いた位置取りで無事予選通過した森田選手
6月2日(金)1500m決勝
ハイペースで進んだレース展開で大会記録を32年ぶりに更新!
■森田選手コメント
日本選手権1500mに出場しました。結果としては3年連続の表彰台、2年連続の3位でした。 今シーズンは非常に苦しいレースが続いていて、不安やプレッシャーを自分で勝手に抱え込んでいた中で迎えた日本選手権でした。 予選は少し動きの固さを感じましたが、先頭を引っ張って楽に通過できる展開を作ることが出来たので良かったです。 決勝はここ半年で一番アップの動きが良く、どんな展開でも集団の前方でレースを進めると気持ち的にも割り切って臨めたことが、上手く走れた要因だと思います。 優勝する事は出来ませんでしたが、今年の絶不調の状態から考えると狙った大会でパフォーマンスを発揮出来たことは今後の成長に繋がる大きなポイントになり、個人としては昨年よりも価値のある3位になりました。 春先から結果が悪くても、感覚を掴めてきているという抽象的な言葉を信用してくれたスタッフやチームメイト、どんな時も応援してくれた周りの人に心から感謝します。 ありがとうございました。
6月1日(木)5000m決勝
◇清水選手(ナンバーカード176)
同郷の塩尻選手(富士通)と並走
最後までしっかり動かし切り自己記録&群馬県記録更新
■清水選手コメント
今回は、今自分が出せる実力を全て発揮することができたと思います。 3月にアメリカから帰国後少し脚を痛めていて、思ったより準備する時間が少なかった中ではありましたが、目標としていた表彰台に今年も乗ることができて嬉しく思っています。 しかし、今のままの実力ではこれ以上、上に行くことはできないなと少し頭打ちなところも感じてるのが今の正直な感想です。 これからの自分にもっと期待できるようにまた一から直向きにトレーニングを積んでいきたいと思います。 応援、ありがとうございました。
2年連続で表彰台にあがった森田選手(上)と清水選手(下)
総合結果については、以下のリンクよりご確認ください。 https://www.jaaf.or.jp/files/upload/202306/04_201132.pdf
ご声援ありがとうございました。