10月1日(土)、2日(日)に第299回日本体育大学長距離競技会が開催され、SUBARU陸上部から10000mに長田選手、5000mに川田選手、真船選手が出場しました。
■奥谷監督コメント
長田選手について そのまま練習し、28分台目指せ
前半5000mを14分13秒という良いペースで通過できました。夏にしっかり走り込みができていたので、その結果が出たと思います。 後半も気持ちを切らさずに走れていました。少し失速しましたが、大会直前に事情で調整できなかった影響があると思います。 練習の方向性は間違っていないことが確認できました。長田選手は10000mの経験が少ないのでこれから場数を踏み、まずは28分台を出して、駅伝のメンバー争いにからんでほしい。
川田選手について 駆け引き、うまかった
レース中の良い位置取りや、前に出るタイミングの取り方など、川田選手の駆け引きのうまさは非凡なものがあります。このレースでもすき間にすかさず入っていくなど、本当に良くできていました。 4カ月ぶりの試合でしたが、力のあることが十分に確認できました。
真船選手について 切り替え身に着け、さらに成長を
前半は持ち味のスピードを生かして日本人のトップ集団という、いい位置につけていました。 疲れが出てくる後半に、もう少しうまく切り替えができれば伸びるでしょう。 真船選手は自分で課題を分かっており、その克服のための練習を積んでいます。今回の結果も踏まえながら、さらに成長してほしい。
■本川コーチコメント
日体大長距離競技会に3名の選手が出場しました。 10000mに出場した長田選手は、前半流れに乗り順調に展開しましたが、後半に入りややペースダウン。課題の残る結果となりました。 しかし、3年ぶりに自己記録を更新することができました。
5000mに出場したのは川田選手と真船選手。 川田選手は故障のため、5月以来のレースとなりました。8月後半から練習を再開し、久々のレースも終始余裕をもち落ち着いたレースを展開しました。
真船選手は後半ペースダウンしてしまい課題の残る走りとなりました。 それぞれに課題も出てきているので、ここから駅伝に向けて調子を上げていきたいと思います。
今後とも応援よろしくお願いいたします。
■長田選手コメント さらにペースを上げたい
数年ぶりの10000m。最低限のことはできたかな、という感じです。 体はしっかり動いており、前半は余裕がありました。しかし、6000mからキツくなってきて、必死でついていきました。 夏合宿はケガも不調もなく、与えられたメニューをすべてこなせたので、28分台を出したかったです。キツくなってから、さらにペースを上げていく練習をしていきます。
スタート地点に立つ長田選手(ナンバーカード4)
懸命に前を追う長田選手
フィニッシュする長田選手
■川田選手コメント レース感覚つかめた
久しぶりのレースだったので、勘を取り戻すことを目的にしていましたが、最後まで苦しくなく、安定して走れたし、レース感覚もつかめました。 2022年のニューイヤー駅伝で走れなかったことが、強いモチベーションになっています。もう少しいけると思うので、練習でさらにアピールしたい。
冷静な表情でスタート地点に立つ川田選手(ナンバーカード6)
タイミングをとらえ、外側から前に出る川田選手
■真船選手コメント 足りないこと、確認できた
思ったよりスローなペースでスタートし、前半は余裕があったのですが、後半にハイペースに切り替わったところでキツくなりました。 夏にかなりの練習を積むことができ、後半も粘れるようになってきたのですが、まだ足りないことが分かりました。もう一つ何が必要かを、試行錯誤したい。
最終組のスタート地点に立つ真船選手
集団に食らいつく真船選手(ナンバーカード4)
フィニッシュする真船選手
総合結果については、以下のリンクよりご確認ください。
2022-10-01_result.pdf (nssu-athletic.com)