10月2日(土)3(日)に第291回日本体育大学長距離競技会が開催され、SUBARU陸上部から、2日の10000mに口町選手が出場。3日の5000mに藤原選手、中村選手、川田選手、国川選手が出場しました。
■阿久津コーチコメント
夏合宿の成果を確認するため、各々の選手が目的を持って記録会に出場しました。
まずは10000mに出場した口町。春先から課題克服に向け身体づくりを行ってきました。久しぶりのレースでしたが終始前方でレースを進めました。終盤の集団がばらけたところでもう一歩粘れず置いて行かれてしまいましたが次につながる走りをしてくれたと思います。練習は継続して出来ており、強さも徐々に見せてくれています。彼本来の爆発力を見たいと待ち望んでいる人は多いと思いますので次レースの走りも期待します。
■滑コーチコメント
2日目の5000mには4名の選手が出場。涼しい風も吹き、記録を狙うにはまずまずのグラウンドコンディションでした。 まず15組に出場した中村選手は大集団の中でレースを展開。3000m過ぎで前に出て集団を動かすも行ききれず失速、目標の14分10秒台には届かず。 17組に出場した川田選手の組は、想定よりスローペースで推移。タイムは伸びなかったものの、中盤以降自らレースをコントロールし、組トップでゴール。勝負強さを見せてくれました。 同組に出場した国川選手は、目標タイム14分20秒を狙い集団後方でレースを進めるも、届きませんでした。 18組に出場した藤原選手は、今季初戦となりました。集団前方でレースを進め、試合勘を取り戻すという意図は達成出来たのではないかと感じます。 各々、夏合宿明けの久々のレースと言う事で現状と課題が見えたと思います。チームの次の目標となる東日本実業団駅伝に向け、最大限の努力を重ねて行きます。
10000m 出走:口町選手
■口町選手コメント
28分台を狙っていたので目標には届きませんでした。レース中盤は動きには余裕がありましたが、いざ先頭で引くとなると引ききれませんでした。そして最後のペースアップに対応出来ずに5着という結果でした。 目標タイムには届きませんでしたが、ここ最近のレースは失速して終わるパターンが多い中、後半ラップを上げて終われたことで良い感覚をもてました。 東日本実業団駅伝まで1ヶ月となりました。ここからさらに状態を上げていき、チームの力になれるようにやっていこうと思います。 応援ありがとうございました。
5000m 出走:中村選手、川田選手、国川選手、藤原選手
■中村選手コメント
応援ありがとうございました。 今回のレースは目標のタイムを達成できず悔しい結果となりました。 後半、苦しい所での絞り出す弱さが浮き彫りになりました。 東日本駅伝まで1ヶ月、課題を克服して行ける様、練習に励みます。
■川田選手コメント
日体大記録会5000mに出場しました。結果は組で1着を取ることが出来ました。レース展開がスローペースであった為レースの要所で先頭に立ちながらの展開でした。4000m付近で飛び出してラスト400mでも切り替えが出来て勝ち切ることが出来ました。夏季の練習の成果が少し出せたと思います。次の試合は10000mを予定しています。もう一度合宿などを通じて強化を行い好記録が出せるよう研鑽します。今後とも応援宜しくお願い致します。
■国川選手コメント
実業団で初めて次に繋がるレースができたと思います。 入社してから1年半、苦しい練習状況・レース結果が続いていました。苦しんで葛藤した中で、少し前に進むことができたのは自分にとってプラスの経験になりました。 まだまだタイムとレース後半の走りは納得いくものではありません。 また次のレースに向けてどんどん高めていけるよう、また今日の練習から気持ちを入れ直し頑張ります。 応援ありがとうございました。
■藤原選手コメント
今回は記録を狙うよりレースを使って状態を上げていく目的で出場しました。 14分00から14分10秒くらいのイメージだったので想定していた走りはできたと思います。 春先から故障が長引き、レース自体が久々だったのでレース勘を取り戻すような意味でも出場して良かったです。 東日本駅伝まで残り1ヶ月、自分のやるべきことにフォーカスして、更に力の上積みをして駅伝に臨んでいきます。
総合結果については、以下のリンクよりご確認ください。 https://ld.nssu-athletic.com/uploads/2021/2021-10-02_result.pdf