9月24日(金)~26(日)に第69回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会が開催され、SUBARU陸上部から、25日の10000mに照井選手、住吉選手、LOROT選手が出場。26日の5000mに梶谷選手、清水選手が出場しました。
日本人大会新記録・自身の持つSUBARU記録を13秒更新し5位入賞を果たした清水選手(ナンバーカード14) 日本歴代14位の素晴らしい記録です。
■奥谷監督コメント
夏合宿の成果を確認する意味合いを持って、主力選手達が全日本実業団陸上に参加しました。 10000m2組に照井と住吉が出走。先頭からは離されたものの、住吉は二番手集団の先頭争いに切れ味鋭いスパートで勝ち切りました。照井は終盤に離されましたが、ペースが遅くなると前に出て引っ張ったり、離れても追いついたりと、照井本来の粘り強い走りが見られました。 ロロットは3組でケニア人選手達と争い、ラスト1周で大きく離されてしまったものの、駅伝に向けて課題が明確になり良かったと思います。 5000mの2組には梶谷が出走。 練習ではうまくいかないこともありましたが、その分しっかり集中して現状の最高の走りをしてくれました。チームのキャプテンとして責任を果たしてくれたと思います。 3組には清水。大事な練習は完璧にこなしていましたので、自信を持って挑めていたとは思いますが、我々も驚くほどの走りで自己記録を大幅に更新。シーズン前は自己記録が14’08”だったとは思えない飛躍です。 ここで満足することなく、更に上を目指して頑張って欲しいと思います。 今大会は出場した全選手が、何かしらの手応えと課題を感じられたと思います。近づいてきた駅伝シーズンにチームでリベンジできるように、これからも取り組んでいきます。 大会開催していただいたこと、関係された皆様に感謝致します。
10000m 出走:照井選手、住吉選手、LOROT選手
■住吉選手コメント
全日本実業団選手権10000m2組目に出場しました。 今回、自身身体のコンディションがあまり良くなかったのでスタートラインに立つまで不安でいっぱいでしたが、しっかり最低限のタイムでまとめる事が出来ました。夏合宿の疲労も抜けて、グランドコンディションも恵まれてレース展開も安定していれば目標としているSUBARU記録に届くところまで来ているのではないかなと個人的に感じています。今の自分に足りないのは「爆発力」と「速さ」だと思いますので、下期はしっかりその二つを身に付けられるようにトレーニングを積んでいきたいと思います。 応援ありがとうございました。
■照井選手コメント
全日本実業団選手権10000mに出場させて頂きました。 結果としては目標タイムに届きませんでしたが、この後の駅伝やトラックレースに弾みをつけれるレースはできたと思います。上期は粘る事ができず、消極的なレースでしたが、今回は一踏ん張り出来た事で次に繋がるレースだったと思います。ラストスパートが今後の課題でもあると思うので修正しながら今後のレースに向かっていきます。 応援ありがとうございました。
■LOROT選手コメント
3位入賞にトライした。レース運びやポジショニングはうまく行ったが、ライバルたちのラストスパートに対応出来なかった。 SUBARUの他のメンバーの調子は良い。自分自身ももっと調子を上げ、東日本実業団駅伝ではチーム全員で去年のリベンジを果たしたい。
5000m 出走:梶谷選手、清水選手
■梶谷選手コメント
今回は5000mに出場しました。いい準備ができていない状態で不安は大きかったですが、割り切ってまとめる走りをしようと臨みました。レースはペースも速くなくキツくはなりましたが、粘りながらレースを進め、ラストも動かすことができセカンドベストでしっかりとまとめることができたと思います。 ここから駅伝シーズンになるのでさらに状態を上げていき、駅伝ではチームの力になれるようにやっていこうと思います。
■清水選手コメント
練習の水準は悪くなかったのでタイムを狙っていきたいと思っていましたが、思っていた以上の記録が出てびっくりしています。 今の自分の実力は発揮できたと思いますが、ラストで勝ち切れないところなどまだまだ見つめ直す点がありますので、次のレースに生かしていきたいと思います。 これから駅伝シーズンが始まりますが、個人種目だけでなく駅伝でチームに貢献できるように油断せず準備していこうと思います。 応援ありがとうございました。
総合結果については、以下のリンクよりご確認ください。 http://www.jita-trackfield.jp/jita/wp-content/uploads/2021/04/2021_JITA_TF_Championship_result_all.pdf