十和田湖をスタートし八幡平まで襷を繋ぐ夏の過酷な駅伝、「十和田八幡平駅伝競走大会」が今年も開催され、SUBARU陸上部は昨年に引き続き出場しました。
■監督コメント
昨年に引き続き、十和田八幡平駅伝に参加しました。 チームとして暑い中でのレースを経験するのが目的ではありましたが、経験を積ませたい若手が出走する事が出来ず少し残念でした。 1区には今期初戦ながら調子を上げてきた牧を起用、期待通り日本人トップ争いの走りで良い流れを作ってくれました。 2区にはレダマ、帰国中のレースで自己記録更新しており好調に見えましたが、途中から暑さにやられて後半は失速。それでも最後まで力を振り絞ってタスキを繋いでくれました。 3区の山﨑もやっとトレーニングが軌道に乗ってきた段階での出走で、後半は粘れませんでした。 4区の吉田も調子自体は悪くなかったはずですが、序盤からあまり脚が動かずに終始苦しい走りでした。 上りの5区には小山が出走。冷静な判断で序盤からレースを進め、中盤以降に3チームをかわして総合3位にSUBARUを押し上げてくれました。苦しい中でも最後まで動かし切った走りは、今後のマラソンに繋がると思います。 過酷な気象条件の大会で選手たちは苦しかったと思いますが、条件は皆平等。事前の準備や心構えに足りなかったところが無かったか、しっかり振り返りをした上で、この経験を今後に生かして行きます。
■1区 牧選手 スタート ⇒ 3位
【牧選手コメント】
理想のイメージに近い動き、そしてレース展開で流れを作ることができました。 3月のマラソンから久しくレースから離れていましたが、まずはこの駅伝の出走を機に復帰を示すことができて良かったです。 ベテラン勢、まだまだやれるところを見せていきます。
■2区 LEDAMA選手 3位 ⇒ 2位
【LEDAMA選手コメント】
今回はケニアから帰国して、すぐのレースとなりました。5000mでは自己ベストで走れるくらい調子は良く、チームに貢献したかったのですが、暑さに対応できませんでした。 前半はリズム良く走れましたが、残り6キロ辺りから目の前が真っ白になりました。なんとか全力で走りきりましたが、悔しい結果になりました。 日本の夏をしっかり乗り越えて身体をもう一度鍛え、次の駅伝では活躍しますので、応援よろしくお願いします。
■3区 山﨑選手 2位 ⇒ 4位
【山﨑選手コメント】
今回初めて十和田八幡平駅伝に出場することになりました。 真夏の気象条件の大変厳しい中の駅伝ということで、どれほど自分がやれるか挑戦の気持ちで臨みました。 今まで猛暑の中でレースをしたことがほとんどなく、冷静に走ることを心掛けていましたが、後半全く余力を残すことができず、失速してしまいました。 まだまだ練習不足を感じましたが、この環境の中走れたことは大きな経験になりましたので、今後に活かしていきたいと思います。 まだ夏合宿シーズンの最中ですので、しっかり練習を積み直して秋以降のレースに繋げていきたいと思います。
■4区 吉田選手 4位 ⇒ 6位
【吉田選手コメント】
十和田駅伝の4区を走りました。 チームの総合順位は3位でしたが個人では足を引っ張る結果になってしまい悔しい気持ちです。 この夏でしっかり練習して力をつけたいと思います。 応援ありがとうございました。
■5区 小山選手 6位 ⇒ 3位
【小山選手コメント】
優勝と区間賞が目標だっただけに非常に悔しい結果となりました。暑い中上りっぱなしの過酷なレースではありましたが、一つでも順位を上げるべく追い込めたのは良かったです。後半の苦しい場面は今後のマラソンでも活きてくると思うので、今回の走りをしっかりつぎに繋げていきたいと思います。暑い中朝早くから応援ありがとうございました。
たくさんの沿道の中スタートを切る吉田選手
3人抜きの力走を見せた小山選手
死力を尽くし、疲れて昼食も摂れない山﨑選手
左上から塩谷選手、小島コーチ、奥谷監督、堤後援会長、間島部長、小山選手、吉田選手、山﨑選手、牧選手
たくさんのご声援ありがとうございました。 チームの結果は総合3位で、収穫と課題の両方が見えるレースでした。 この経験を活かし、秋シーズンで結果を残したいと思います。