秋田県をスタートし青森まで続く夏の過酷な駅伝、「十和田八幡平駅伝競走大会」が開催され、SUBARU陸上部は第59回以来、10年ぶりの出場をしました。
■監督コメント
チームとしては10年ぶりに十和田八幡平駅伝に参加しました。若手の育成と外国人選手のテストという意味合いでした。 まず新加入のレダマが1区で快走し、トップで中継して先月のU-20世界選手権メダリストの実力を見せつけました。 良い位置でタスキを受けた滑も抜かれはしましたが、日本人2位で全体3位をキープ。 しかし新人の塩谷が大ブレーキで上位の争いから脱落してしまいました。 4区の小山、5区の関口も粘り強く走りましたが、切れた流れを引き戻す事は出来ませんでした。 例年過酷な条件の大会ですが、今年はいつも以上に気温が高くて初めての選手には厳しい条件だったかと思います。 総合順位も4位でライバルチームに遅れをとりましたが、この時期に駅伝を経験しチームの現状を確認出来たことをプラスに考え、今後の練習に課題を持って取り組んで行きたいと思います。 暑い中、応援ありがとうございました。
■1区 LEDAMA選手 スタート ⇒ 1位
【LEDAMA選手コメント】
チームに加入してすぐのレースでしたが、しっかり走れてとても嬉しいです。区間賞を獲得し、私の陸上人生に良い経験となって大変良かったと思います。 これから日本に慣れてしっかり結果を残していきたいので応援よろしくお願いします。
■2区 滑選手 1位 ⇒ 3位
【滑選手コメント】
一区のレダマが区間賞スタートで頑張ってくれ、最高の形で襷をもらいました。 得意の下りだったので前半はリラックスしながらリズム良く行けましたが、後半暑さと脚のダメージで、最後まで自分の意思で脚を動かしきれずに順位を落とす形になってしまいました。 最後の一踏ん張りが今回の課題です。 夏の過酷なコンディションでのレースは初めてで、想像以上に苦しかったですが、今後マラソンに移行していく上ではいい経験になったと思います。 駅伝シーズンに向けて練習は順調に行ってるので、個人としてはもちろん、チーム全体としてもレベルアップできるよう、引き続き夏の鍛錬期の練習に取り組んで行きたいと思います。
■3区 塩谷選手 3位 ⇒ 5位
【塩谷選手コメント】
今回はチームで初めての駅伝に出場しました。若手の実力を見る駅伝でしたが、大会前に体調を崩してしまいました。自分のコンディションと調子を上手く上げることができませんでした。その結果、実力が発揮できずにチームの足を引っ張ってしまいました。 これから合宿シーズンに入りますがこのままでは他のチームと戦えないと感じました。 夏合宿でしっかり鍛え直し秋シーズンに向けて身体を作りたいと思います。 応援ありがとうございました。
■4区 小山選手 5位 ⇒ 4位
【小山選手コメント】
30℃を超える暑さの中での過酷な駅伝でした。
私の区間は細かな起伏が続く最長区間ということでタフさが求められる区間でした。 調整の段階から足の状態に不安があり、走れるかどうか心配なところもありましたが、何とかスタートラインに立つことが出来たのでホッとしています。 順位を上げられたこと、途中いいリズムで押していけたことと良かった事もありますが、その一方で上位3チームとは差が付いてしまい、今後に向けてまた気を引き締めて練習に取り組んでいかなくてはならないと痛感しました。 個人としてもチームとしても課題が見つけられたので、これからの合宿で一つ一つクリアしていきたいと思います。 本日は応援ありがとうございました。
■5区 関口選手 4位 ⇒ 4位
【関口選手コメント】
今期、初レースをむかえることができたのは良かったです。 しかし、得意の上りで昨年も経験していることを考えたらもっと結果を出したかったです。昨年よりも厳しい気象条件下でしたが、自分自身の調子は昨年よりも良く、手応えを持って挑んでいたので、昨年以上に悔しい思いをしました。 今回のレースでの課題を今後の合宿、日々の練習で少しずつ克服していき、秋にはこのレースが「良い経験」だったと言えるようにしたいと思います。
澤村部長に試合の応援に駆け付けて頂きました
左上から澤村部長、小島コーチ、佐藤コーチ、奥谷監督、山崎選手、LEDAMA選手、関口選手、滑選手、塩谷選手、小山選手
たくさんのご声援ありがとうございました。 チームの結果は総合4位で、収穫と課題の両方が見えるレースでした。 この反省を活かし、秋シーズンで結果を残したいと思います。