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2025.03.31

引退者及び退部者のお知らせ

 小林光二コーチ、小山司選手、真船恭輔選手が、今年度をもって引退、退部いたします。

小林光二コーチ:マラソンで才能開花。ガイドランナーとしても驚異の活躍

2012年のニューイヤー駅伝で、1区を力走する小林光二選手。翌2013年のニューイヤー駅伝ではエース区間の4区を走り、SUBARU初の入賞に貢献しました


近年はガイドランナーとして大活躍。2024年の神戸世界パラ大会で唐澤剣也選手と力走する小林光二コーチ



 2011年に入社。誰もが認める練習の鬼で、壮絶なトレーニングによって自らを鍛え上げると、主にマラソンでその才能が開花。

 

   ・2012年 シカゴマラソン 14位(日本人1位)
 ・2013年 ベルリンマラソン 8位入賞
 ・2013年 ニューイヤー駅伝 6位入賞(SUBARU初の入賞)
 ・2014年 東京マラソン 9位(日本人2位)
 ・2014年 シカゴマラソン 10位(日本人1位)

 と、輝かしい結果を連発しました。

 2019年に選手兼コーチとなったのち、2021年春からは唐澤剣也選手のガイドランナーに。唐澤選手と息ぴったりの走りで、

   ・2021年 東京パラリンピック 5000m2位、1500m4位
   ・2022年 東京レガシーハーフマラソン 優勝(世界新)
 ・2023年 ドバイグランプリ5000m 優勝、1500m 優勝
 ・2023年 ワールドパラ イタリア大会5000m 優勝、1500m 優勝
 ・2023年 東京レガシーハーフマラソン 優勝(2連覇)
 ・2024年 神戸世界パラ大会5000m 3位
 ・2024年 パリ2024パラリンピック5000m 2位、1500m 4位

 と驚異の成果を打ち立て、マルチな活躍でファンを盛り上げました。

 小林光二コーチコメント

 中学生の頃から24年間、振り返ると様々な経験をさせていただき、支えていただき、ここまでやり切る事ができました。本当にありがとうございました。関係各位すべての方々へ感謝を申し上げると共に、今後ともSUBARU陸上競技部へのご声援をお願いいたします。

 最も印象深いレース:ニューイヤー駅伝2013

 SUBARU陸上競技部の初入賞へ貢献でき、様々な方々が驚くほど喜んでくれました。個人競技では栄誉ある成果を残しきれなかった一方で、チームメイトと支え合って部の歴史に残る活躍をさせてもらえたことは誇らしく思います。


小山司選手:強靭なマインドで逆境に挑み、マラソンで、駅伝で、沿道を沸かせる


2020年のニューイヤー駅伝はエース区間の4区を担当。トップで飛び込んできた3区・牧良輔選手から笑顔でたすきを受け取る小山司選手

タイトル

マラソンでの力走で、ファンを大いに盛り上げた小山司選手。MGCでは、小山司選手の応援にたくさんの社員の方々が駆けつけました

タイトル

2020年の別府大分毎日マラソンで、4位でフィニッシュする小山司選手

 2014年に入社。膨大な練習によって培われた強靭なマインドが持ち味で、上り坂や向かい風などの逆境で、特にその真価を発揮。

 ・2020年 別府大分毎日マラソン 4位入賞
 ・2022年 ニューイヤー駅伝 準優勝(6区区間2位)
 ・
2023年 別府大分毎日マラソン 7位入賞(2時間08分00秒=SUBARU記録)

 と、ロードを中心に活躍しました。2022年のニューイヤー駅伝では、立っていられないような強烈な向かい風が吹く中、強豪選手たちを置き去りにひたすら前に進み、チームの準優勝の立役者となりました。
 ふだんは飄々とした物腰で、ここと言う時にリーダーシップを発揮。特に近年はスタッフと選手の橋渡し役となり、チームのまとめ役としても力を発揮しました。

 小山司選手コメント

 SUBARU陸上部として11年間お世話になりました。ここまで長く競技を続ける事が出来たのは、たくさんの方々との出会いやご縁に恵まれ、数えきれない応援やサポートがあってのことです。この場を借りてお礼を言わせて下さい。ありがとうございました。
 陸上部在籍中に競技やチームと向き合った経験は、私を競技者としてだけでなく、1人の社会人、1人の人間として成長させてくれました。これからはここで得た経験を別のステージで発揮する事が、一つの恩返しになるのではないかと思っております。
 次のステージでもSUBARU陸上部OBらしく、何より自分らしく頑張って参ります。
 引退ではなく前進!

 最も印象深いレース:ニューイヤー駅伝2022


ニューイヤー駅伝2022で6区を任され、強烈な向かい風のなかを区間2位で激走。準優勝引き寄せた小山司選手

 入社以降駅伝の成績が低迷し、前年には予選敗退も経験したチーム状況からの準優勝。苦しい一年だっただけにレース中はとにかく楽しくて仕方がなかった記憶があります。


 真船恭輔選手:美しいフォームが人気のムードメーカー


美しいフォームが人気だった真船恭輔選手

 2022年に入社。体幹を鍛えることで、クセのない、教科書に載るような美しいフォームを体現。華麗に走る姿が人気を呼びました。SUBARU入社後は、

 ・2022年 群馬県陸上競技選手権1500m 自己ベスト更新
 ・2022年 ホクレンディスタンス網走5000m 自己ベスト更新
 ・2023年 日体大記録会10000m 自己ベスト更新
 ・2024年 全日本実業団ハーフマラソン 自己ベスト更新

 と毎年、着実に力をつけていました。明るくチームを盛り上げるムードメーカーでもあり、「真船がいると、つらい練習も乗り越えられる」と、チームメイトから慕われました。

 真船恭輔選手コメント

 中学から15年間、陸上競技をやってきました。練習はキツいし、目標に届かず悔しい思いをした場面も多くありました。ですが、中学から実業団までどの年代でもチームメイト、指導者に恵まれて、本当に楽しい陸上人生を過ごすことができました。陸上競技を通して、関わった皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
 ニューイヤー駅伝を走れなかったことが心残りですが、上位で走るチームの一員としてサポートできたことは、誇らしい経験です。自由で、楽しい仲間のいるSUBARUが大好きなので、チームから離れるのはさみしいですが、これからはSUBARU陸上部の大ファンとして、全力で応援し支えていこうと思います。今まで応援本当にありがとうございました!

 最も印象深いレース:別府大分毎日マラソン2025


別府大分毎日マラソン2025で力走する真船恭輔選手

結果としては目標に届かなかったが、準備期間の充実感とレースを楽しめたので。


 ご声援、ありがとうございました!
 3名は今後、社業で 頑張ります。 

 

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