2月22日(土)、福岡市の「海の中道海浜公園」(福岡市東区西戸崎18-25)で開催される「日本選手権クロスカントリー大会」の10kmの部(午後2:25スタート)に、三浦龍司選手、鈴木勝彦選手が出場します!
クロスカントリーは、自然の中を走ります(2023年の大会の様子)
「日本選手権」といえば、日本陸上界最高峰の大会。競技ごとに全国で開催されており、今回はそのクロスカントリー部門が行われます。 クロスカントリーとは、森や野原といった自然の中を駆け抜けるレース。今回のコースは1周2kmの芝生コースを5周します。 上位8位に入った選手は、2026年1月に米フロリダ州タラハシー市で開催される世界選手権の選考対象になります。つまり、2月22日は、世界を目指す熱いバトルが繰り広げられるのです!
こんなに近くで見られます(2020年の大会に出場した牧良輔選手(OB)[ゼッケンナンバー1127]と梶谷瑠哉選手[1128]。この時、梶谷選手は5位入賞を果たしました!)
この大会の魅力は、何といっても選手との距離の近さ。しかも、同じコースを5周するので、何度も激走シーンを目撃できる、というファンにはたまらない展開が待っています。会場は博多駅から電車で30分余り。芝生が広がる爽やかなロケーションで、トップランナーたちの戦いを生で感じる絶好のチャンスです(公園入園料450円が必要)。
”シーズンのスタートに向け、クロカンで調子を上げていく”というのが、三浦龍司選手のスタイル。というわけで、三浦選手は過去にもこの大会に出場していますが、2021年(順天堂大1年)は優勝、2023年(3年)は準優勝と、すばらしい実績をあげています。 特に今年の三浦選手は、2025年9月の世界陸上(東京)3000mSCへの出場とメダル獲得を目標に掲げています。そして、起伏や草、泥を攻略するクロカンは、ハードルや水濠を飛び越える3000mSCと共通点が多数。つまり、このレースは世界陸上への重要なステップなのです!
そして、鈴木勝彦選手は昨年10000mで27分55秒35のすばらしい記録で自己ベストを更新し、波に乗るSUBARUのトップランナー。2025年は10000mでの日本選手権と世界陸上への出場を狙っており、そのためにも、シーズンスタートのこの大会で8位以内に食い込み、勢いづけることが大きな目標となります!
10kmの部には119人がエントリー。10000m日本記録保持者で群馬出身の塩尻和也選手(富士通)のほか、世界大会日本代表の松枝博輝選手(富士通)、前回大会で準優勝、今年のニューイヤー駅伝で優勝のゴールテープを切った井川龍人選手(旭化成)と、手ごわいライバルがずらり。 トップランナーたちとのデッドヒート必至のこの大会で、世界を目指す三浦龍司選手、鈴木勝彦選手の挑戦。ぜひ応援してください!
大会当日は、ライブ配信があります(10kmの部は午後2:25スタート)。また、前日(2月21⽇)は選手共同インタビュー(三浦龍司選手も参加予定)が行われます。いずれも、こちらで配信される予定です ⇒ Fukuoka Sports Channel