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2024.10.24

新戦力台頭!驚異のスピード身に着けた”赤城の稲妻”ネオ

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全日本実業団陸上で、ぶっちぎりの組1着でフィニッシュする並木寧音選手

 11月3日、埼玉県で行われる「東日本実業団駅伝」。10位以内に入ることで、年明けのニューイヤー駅伝への出場権が手に入ります。  強豪との戦いに挑むSUBARU陸上競技部。その中で、新人・並木寧音(なみき・ねお)選手の目覚ましい成長が光ります!


全日本実業団陸上で見せた"稲妻スパート"

 まずは、今年9月の全日本実業団陸上、5000mに出場したネオこと並木寧音選手の走りをご覧ください▽

ラスト500m、圧巻のラストスパート!そして、ダントツの組1着でフィニッシュ! 並木選手はレース後、「こんな大きな大会で1着になれて、自信になる。駅伝でも1番になりたい」と笑顔を見せました。


 

同期2人の名前に驚く

 並木寧音選手は大学時代、古豪・東京農大のエースとして活躍。東農大が10年ぶりに箱根駅伝に出場する立役者となった有力選手でした。
 そんな並木寧音選手、自分で練習メニューを立てられるチーム方針に魅力を感じてSUBARUへの入社を決意するのですが、その並木選手を驚かせたのは、同期となる2人の名前でした。
 「SUBARUには、城西大の山本唯翔と、順天堂大の三浦龍司が来るんだよ、と。
 聞いた時は『おおっ』と声が出ました」

  

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入社時の記者会見で、山本唯翔選手(左)、三浦龍司選手(中央)と一緒にポーズをとる並木寧音選手(右)

 

強い同期をパワーに

 箱根駅伝MVPの”山の妖精”山本唯翔(やまもと・ゆいと)選手、3000mSCの日本記録保持者、三浦龍司選手。屈指の実力者2人の名前を聞いて驚いた並木選手ですが、強い選手の同期であることを、成長の原動力にしていきます。

「やっぱり2人に近づきたい。
 ユイトとは、よく一緒に練習しているのですが、学ぶことが多いです。そして三浦からは、世界への意欲をもらいました。三浦は世界大会にたくさん出ている。世界の話をする時、本当に楽しそうで、聞いているうちに、自分も世界を目指したくなってきたんです。
 ユイトと三浦と話していると楽しくて、先日も3人でごはんを食べに行った時、盛り上がってあっという間に3時間が経っていました」

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同期の3人で、楽しそうにランニング(左から三浦龍司選手、並木寧音選手、山本唯翔選手)

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合宿で、山本唯翔選手(左)と走る並木寧音選手(右)

体の使い方を見直す


 では、成長するためにどうすればよいか? 並木選手はSUBARU入社後、コーチとも相談し、体の使い方を徹底的に見直すことにしました。「走る時に腰が反るクセがあるなど、気になるところを一つずつ修正していきました」。
 だんだんとフォームにムダがなくなっていった並木選手。その成果は、レースで表れました。

〇夏には早くも自己ベスト更新!

 7月のホクレン・ディスタンスチャレンジ網走大会。5000mに出場した並木選手は、積極的にレースを進め、最後までトップ争いにからんで組3着。社会人となって環境が変わったばかりで、かつ、記録が出にくい真夏の大会にも関わらず、13分43秒03で自己記録を更新する素晴らしい走りを見せました。

〇駅伝では区間賞!

 山本唯翔選手と一緒に東日本実業団連盟選抜メンバーとして出場した十和田八幡平駅伝では、4区区間賞!
 8月の猛暑のなか、アップダウンのあるコースと言う過酷な状況で、持ち味である粘り強い走りを見せ、順位を2つ上げました。

〇そして全日本実業団で見せた稲妻スパート

 そして9月の全日本実業団陸上。ここでついに、驚異の稲妻スパートを披露し、ぶっちぎりの組1着。元々の粘り強い走りに、スピードも身に着けたことを証明しました。


 「強い同期2人に、近づきたい」という思いをバネに、努力を重ねる"赤城の稲妻"ネオ。
  急成長した走りを11月3日に埼玉で披露すべく、駅伝メンバー入りを目指してトレーニングを積んでいます。ご期待ください!


 山本唯翔、並木寧音が東日本実業団駅伝への熱い思いを語る!
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