全日本実業団陸上で、ぶっちぎりの組1着でフィニッシュする並木寧音選手
11月3日、埼玉県で行われる「東日本実業団駅伝」。10位以内に入ることで、年明けのニューイヤー駅伝への出場権が手に入ります。 強豪との戦いに挑むSUBARU陸上競技部。その中で、新人・並木寧音(なみき・ねお)選手の目覚ましい成長が光ります!
まずは、今年9月の全日本実業団陸上、5000mに出場したネオこと並木寧音選手の走りをご覧ください▽
ラスト500m、圧巻のラストスパート!そして、ダントツの組1着でフィニッシュ! 並木選手はレース後、「こんな大きな大会で1着になれて、自信になる。駅伝でも1番になりたい」と笑顔を見せました。
並木寧音選手は大学時代、古豪・東京農大のエースとして活躍。東農大が10年ぶりに箱根駅伝に出場する立役者となった有力選手でした。 そんな並木寧音選手、自分で練習メニューを立てられるチーム方針に魅力を感じてSUBARUへの入社を決意するのですが、その並木選手を驚かせたのは、同期となる2人の名前でした。 「SUBARUには、城西大の山本唯翔と、順天堂大の三浦龍司が来るんだよ、と。 聞いた時は『おおっ』と声が出ました」
入社時の記者会見で、山本唯翔選手(左)、三浦龍司選手(中央)と一緒にポーズをとる並木寧音選手(右)
箱根駅伝MVPの”山の妖精”山本唯翔(やまもと・ゆいと)選手、3000mSCの日本記録保持者、三浦龍司選手。屈指の実力者2人の名前を聞いて驚いた並木選手ですが、強い選手の同期であることを、成長の原動力にしていきます。
同期の3人で、楽しそうにランニング(左から三浦龍司選手、並木寧音選手、山本唯翔選手)
合宿で、山本唯翔選手(左)と走る並木寧音選手(右)
7月のホクレン・ディスタンスチャレンジ網走大会。5000mに出場した並木選手は、積極的にレースを進め、最後までトップ争いにからんで組3着。社会人となって環境が変わったばかりで、かつ、記録が出にくい真夏の大会にも関わらず、13分43秒03で自己記録を更新する素晴らしい走りを見せました。
山本唯翔選手と一緒に東日本実業団連盟選抜メンバーとして出場した十和田八幡平駅伝では、4区区間賞! 8月の猛暑のなか、アップダウンのあるコースと言う過酷な状況で、持ち味である粘り強い走りを見せ、順位を2つ上げました。
そして9月の全日本実業団陸上。ここでついに、驚異の稲妻スパートを披露し、ぶっちぎりの組1着。元々の粘り強い走りに、スピードも身に着けたことを証明しました。
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