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2023.12.19

適材適所が勝利のカギ。ニューイヤー駅伝 1-7区、走るのは誰か? 

 2024年1月1日は、ニューイヤー駅伝!SUBARU陸上競技部は表彰台=3位以内を目指す熱き戦いに挑みます。

 そんなSUBARUの走りに胸躍らせていただきたい!
 そこで今回は、全7区間のコースの特徴と各区間でのランナーにフォーカスします。

 

【ニューイヤー駅伝コース図】
*時刻は予想通過時刻

 

 駅伝の舞台はトラックではなく、ロード。風向きや坂、様々な要素が絡む中で選手たちが熱戦を繰り広げます。選手たちの特性を最大限に引き出す適材適所の起用も、勝敗を分ける大きなポイントです。

 どの選手が、どの区間を走るのか?

 発表は大会2日前の12月30日。選手たちはその日まで切磋琢磨し続け、奥谷亘監督・コーチ陣は選手の状況を見極めつつ緻密な戦略を立て、オーダーを決定します。

 

1区12.3km(群馬県庁→高崎市役所)

ラストスパートで勝負!

 群馬県庁前から一斉に響くスタートの合図!ランナーたちは集団で一気に道を駆け抜けます。
例年、集団の中で駆け引きが繰り広げられる1区。大差はつかないものの、終盤にかけて徐々に縦長になります。そして、最後の数百メートルではラストスパートの合戦が繰り広げられます。

 この1区では、前方についていく力と、ラストスパートでトップを獲るスピードあるランナーが求められます。

【走るのは誰か?】

 SUBARUは2022年と2023年の2年連続で、鈴木勝彦選手を起用。トップと16秒差、7秒差の好位置で2区にたすきをつなぎ、チームを勢いづけました。
 今年の予選(東日本実業団駅伝)の1区には、混戦が得意な川田裕也選手が登場。
また、1500m走の第一人者であり、強烈なラストスパートを誇る森田佳祐選手も有力候補者です。

 スタートラインに立つのは誰か? お楽しみに!

 

2区21.9km(高崎市役所→伊勢崎市役所)
3区15.4km(伊勢崎市役所→三菱電機群馬製作所)

熱戦必至のエース区間

 2024年のニューイヤー駅伝は、一部の区間が変更。最大の変更が新2区で、旧2区と旧3区を統合し、最長区間となります。各チームが主力選手を投入する「エース区間」となり、熱戦必至。そのあとの新3区と合わせ、新2区、新3区は、各チームが主力選手を起用する見込みで、最大の見どころとなるでしょう。

 そしてSUBARUは、4区に最強ランナー・ベンソン選手が待機。多少の差なら、ベンソン選手は前に追いついてトップに立つことができます。つまり、2区と3区のランナーは先頭集団への食い込みを目指し、最低でもトップが見える位置でベンソン選手にたすきを渡したい。これができれば、表彰台が近づきます。

【走るのは誰か?】


 SUBARUのエースは日本代表として「リガ'23」にも出場した清水歓太選手。
さらに、鈴木勝彦選手は10000mでも5000mでも自己ベストを更新するなど今季絶好調。
 梶谷瑠哉主将も予選(東日本実業団駅伝)でチームを2位に引き上げる力走を見せており、清水、鈴木、梶谷の3選手が軸になりそう。

 

4区7.8km(三菱電機群馬製作所→太田市役所)

最強ランナー・ベンソン
2024年もトップを獲るか?

 外国人区間の4区で、SUBARUは最強ランナー・ベンソン選手が走ります。4区は後半に入ったところで左折するコースですが、曲がったとたん、強烈な向かい風「赤城おろし」がランナーに吹き付けます。頑張れ、ベンソン
 ベンソン選手は、ニューイヤー駅伝を2022年、2023年と2回走り、いずれもトップで次のランナーにたすきを渡しています。コースが変更された2024年もトップでたすきをつなぐのか? トップでつないでほしい! ベンソン選手の驚異の走りにご注目ください。

 

5区15.8km(太田市役所→桐生市役所)
6区11.2km(桐生市役所→伊勢崎市西久保町)

強靭なマインドで
逆境区間に克つ!

 5区と6区は、強烈な向かい風「赤城おろし」が吹きつけ、ランナーたちを襲う厳しいコース。風に押し戻されながら前進しなければならないランナーには、強靭なマインドが要求されます。

【走るのは誰か?】


 SUBARUには、照井明人・小山司・口町亮・長田駿佑――と、逆境に立ち向かう強さを持った、”ロード強者”がそろっています。選ばれたランナーが、この過酷な区間を守り抜きます。

 

7区15.6km(伊勢崎市西久保町→群馬県庁)

いかなる状況であろうとも、
表彰台目指し順位を上げるのみ!

 最終区間。アンカーに求められるのは、一つでも順位を上げること。しかし、最終区間だけに、予測が難しい。前のランナーが、トップで来るのか、先頭集団が形成されているのか。あらゆるシチュエーションを想定し、柔軟に対応する力が求められます。

【走るのは誰か?】


 過去2年は口町亮選手が出走。2023年は8位入賞を目標とするなか、9位でたすきを受け取る展開。「8位入賞のため、まず前の1人を抜く」とすぐに前の1人を抜きさると、ゴール手前で驚異のラストスパート「口町ロケット」を発射!さらに1人を抜いて7位でフィニッシュしました。 
 2024年も口町選手か?あるいは清水・鈴木・梶谷選手の誰かが走るか?あるいは?

 

 ニューイヤー駅伝は2024年1月1日、午前9: 15に群馬県庁をスタート
 群馬テレビ、TBS系列で生中継もあります。
 皆様の大きなご声援の後押しを受け、SUBARU陸上競技部、表彰台を目指して頑張ります!

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