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2021.10.29

新人対談!「入賞に貢献し、群馬から駅伝を盛り上げたい」【選手紹介】

今春、SUBARU陸上競技部には鳥飼悠生(とりかい・ゆうき)選手、森悠人(もり・ゆうと)選手の2新人が入部しました。

「元気いっぱいの走りで沿道を盛り上げたい」と語る新人の鳥飼選手(左)と森選手(右)

公務員・教員を志望していた時期もあったという2人ですが、陸上の魅力から離れられずに実業団の世界に飛び込んだそう。ニューイヤー駅伝で沿道から大声援を受けるSUBARUの一員として「SUBARUのニューイヤー駅伝入賞に貢献し、群馬から駅伝を盛り上げたい」と語ります。

 

|鳥飼選手:箱根で大活躍のエリート選手

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鳥飼選手は箱根駅伝の常連・帝京大学出身。箱根駅伝の8区を3年連続で走り、3年の時は区間3位になるなど大活躍しました。

鳥飼:陸上は大学までのつもりで、公務員試験の勉強をしていました。ところが、大学3年の時、けがをして一時期走ることができなくなりました。その時、スケジュールにも、心にもぽっかりと穴が空いたようになったんです。「走りたいな、続けたいな」と強烈に思い、自分には陸上以上に情熱が持てるものはない、と気づかされました。

 

 

|森選手:異色の経歴、我流でタイム伸ばす

【関連記事】森選手プロフィール

一方の森選手は、国立の新潟大学教育学部出身という異色の経歴。専門的な指導者もおらず、練習メニューも設定タイムも自分たちで考えてトレーニングを積んでいました。

:僕は佐渡島で生まれ育ち、新潟大学教育学部に進学しました。教育学部に入ったくらいですから、教員採用試験を受け、小学校か中学校の教員になる将来を描いていました。
ただ、大学で練習に打ち込んだところ、5000メートルは自己ベストを1分以上も縮め、全日本インカレや全日本大学駅伝にも出られるようになりました。専門的な指導を受けていない状態で記録を伸ばせたことから、まだまだ伸びしろがあるように感じ「限界まで挑戦したい」と思うようになって、実業団の世界に飛び込みました。

|先輩たちの意識の高さに驚く

Q.お2人とも、陸上の魅力から離れられなかったというわけですね。SUBARUに入社して、大学時代との違いは感じましたか?

鳥飼:はい。先輩たちの練習を見て、驚くことが多いです。藤原さんは、レース本番までを想定して練習を組むんですが、強弱のつけ方などがうまいんです。住吉さんは、普通は軽く行うジョグ(ジョギング)までも、速くてタフ。そしてマッチョな感じです。大学の先輩でもある小山さんは、常に高い向上心を持っていて、見習いたいですね。
あと、面倒見のいい先輩が多いです。国川さんは聞き上手でいろんな悩みを聞いてくれます。照井さんは車を買う時にディーラーのところにまで一緒に行ってくれました。

:やはり、みんな意識が高いですね。梶谷さんは入念にストレッチしたり、睡眠時間の確保の徹底など、練習や生活で常に体のメンテナンスを頭に置いています。清水さんはジョグでしっかり調子をあげてから、きつい練習を集中して行う「ポイント練習」に臨む。メリハリをつけた練習スタイルが勉強になります。お二人は(五味宏生トレーナーの下に通って学んだ)「GOMIトレ」も続けていて、まさに「継続は力なり」だと思って見ています。

|沿道のファンを盛り上げたい

Q.先輩から日々学んで成長している2人の走りをぜひ見たいところですが、調子はいかがですか?

鳥飼:大学時代から痛めていた部分がダメージとして残っていたのですが、秋の合宿からチームに合流することができました。別の箇所へと連鎖しないように、監督やコーチと相談しながら調子を取り戻そうとしています。

森:大学4年の時のけがが長引いていましたが、ようやく違和感なく走れるようになってきました。光が見えてきた感じです。

Q.応援してくださっている方にメッセージをお願いします。

鳥飼:会社の皆さんに支えられているから競技に打ち込めていることを、日々実感しています。僕は崩れない走りが得意なので、SUBARUの皆さんの期待に応える走りをお見せしたいです。

森:2年前のニューイヤー駅伝で1区のランナーたちが紹介される時、地元チームであるSUBARUの名前が読み上げられると会場の雰囲気が一気に高まったのがテレビの画面からも伝わってきて、とても印象に残っています。そのチームに入ることができたので、「群馬のSUBARU」が上位に食い込むレースに貢献し、沿道のファンを盛り上げたいです。

 

2人の今後の活躍に、ご期待ください!

ニューイヤー駅伝の出場権をかけた第62回東日本実業団駅伝は11月3日(水)午前8時、埼玉県熊谷市の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で始まります。皆さまのご声援を、よろしくお願いいたします!

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