粘りの走りに加え、SUBARUで磨いたスピード。社会人デビュー1年目から衝撃を与え続ける"赤城の稲妻"。
2024年9月の全日本実業団陸上競技選手権大会5000m。スパートのタイミングを見計らうと、残り500mでギアチェンジ。後続を一瞬で突き放し、独走態勢へ入る。ダントツの1着でフィニッシュすると、スタンドからどよめきが起こった。
続く11月の東日本実業団駅伝では1区を任され、トップに食らいつく積極的な走りでチームの好スタートに貢献。そして、2025年1月1日のニューイヤー駅伝では、最終区間を託された。勝負どころで一歩も引かず、残り300mで驚異のラストスパート。強力なライバルを突き放し、区間4位で駆け抜け、チームの総合5位入賞を決めた。
日本代表選手にも臆せず攻める強いマインド、最後まで粘るスタミナ、そして鋭すぎるラストスパート。"攻めの姿勢"と"持久力"こそ、並木寧音の真骨頂だ。
デビューイヤーで10000m27分台をマークし、一流ランナーの証も手にした。”世界”も視野に入りつつある"赤城の稲妻"は、SUBARUの未来を切り拓き、群馬を熱くする。