不適切行為を繰り返さないための対策

記事内における部署名・役職等の記載は、掲載開始(2019年3月)時点のものです

適切な検査が実施できる仕組みを導入
不適切行為を繰り返さないために、さまざまな設備やシステムの変更を行っています。
品質最優先の再徹底と維持のための取組み
●製造本部長より、全ての製造部門に対して下記2点を通達し、あらためて「品質最優先」を徹底
・完成検査工程は、製造工程での作業が完了した車両で行うこと。・検査工程で車両が滞留した場合は、検査に支障を与えないよう、生産ラインを止めること。
●全ての検査員が振り返りを実施
全ての完成検査員が、社内規程に定められた標準作業が出来ていることを自ら毎日確認し署名申告を実施しています。さらに、生産ラインを止めて、検査員が標準作業と異常時の措置を振り返る日を設けています。
●再教育
完成検査員が適切な検査を実施できるよう、様々な再教育を実施しています。
詳細についてはこちらをご覧ください。
https://www.subaru.co.jp/press/file/uploads/news/2019_0423_1b.pdf
完成検査部門を製造本部から移管し、検査業務の独立性を確保
製造本部内にあった完成検査部門を、2018年12月1日付で品質保証本部に移管し、「完成検査部」として独立・再編しました。製造部門に対する牽制機能を強化し、お客様に品質を保証する「最後の砦」として、厳格に検査を行う体制へと抜本的な見直しを行いました。なお、これに伴い、製造本部側では法律に基づく完成検査という枠組みから切り離して、車両1台1台の品質を徹底的に管理し、保証することに注力しています。
また、品質保証本部・品質保証部にCOP監理課を設置*。完成検査の重要性に関する教育の実施及び定着化や、完成検査に関わる社内業務の内部監査機能の構築、社内規程の体系的整備に取り組んでいます。
*COP監理課は2017年12月に設置
完成検査部
安定した品質を確保できる作業ピッチ*
安定した品質を保ちながら生産・検査を行うことを最優先とした作業ピッチにします。
*製造のスピード