・「SUBARUグローバルサステナビリティ方針」および「人権方針」を制定 ・SUBARUグループのCSR重点6領域について、「2025年のありたい姿」を明確にし、SDGsに貢献 ・2050年度に「カーボン・ニュートラルを目指す」長期目標を設定(スコープ1、2)
SUBARUは、2020年4月1日に「SUBARUグローバルサステナビリティ方針」と「人権方針」を制定しました。
社会環境が刻々と変わりゆくなか、事業を通じて社会に貢献し、ステークホルダーの期待・要請に応えていくためには、人権尊重の考え方をベースとし、グループ・グローバルでCSRの取り組みを推進していくことが必要であると考えます。こうしたSUBARUの考え方を2つの方針として明文化しました。
また、これらの方針をもとに、2018年に選定したSUBARUグループのCSR重点6領域について「2025年のありたい姿」を明確にしました。各領域の取り組みを一層強化し、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献していきます。特に環境領域においては、SUBARUグループが直接排出するCO2排出量削減(スコープ1、2)について「2050年度にカーボン・ニュートラルを目指す」という長期目標を設定しました。自動車走行時のCO2排出量の削減(スコープ3)と併せて、脱炭素社会に向けた取り組みを積極的に進めていきます。
1.「SUBARUグローバルサステナビリティ方針」の制定 (「CSR方針」を改定・名称変更) SUBARUでは、これまで2009年6月に改定した「CSR方針」の下、CSRの取り組みを推進してきましたが、社会環境やステークホルダーとの関わり方の変化を踏まえ、かつ、グループ・グローバルの従業員が意思を共有できるものとして、「SUBARUグローバルサステナビリティ方針」を制定しました。この方針は、株式会社SUBARUおよびすべての子会社に適用されるものです。
【SUBARUグローバルサステナビリティ方針】
私たちSUBARUグループ*は、人・社会・環境の調和を目指し、
1. 事業を通じて、地球環境の保護を含む様々な社会課題の解決と、持続可能な社会の実現に貢献します。
2. 高品質と個性を大切にし、先進の技術で、SUBARUならではの価値を提供し続け、 SUBARUグループに関わるすべての人々の人生を豊かにしていきます。
3. 国際社会における良き企業市民として、人権および多様な価値観・個性を尊重し、 すべてのステークホルダーに誠実に向き合います。
4. 従業員一人ひとりが、安全に安心して働くことができ、かつ働きがいを感じられるよう職場環境を向上させます。
5. 国際ルールや各国・地域の法令を遵守するとともに、その文化・慣習等を尊重し、 公正で透明な企業統治を行います。
6. ステークホルダーとの対話を経営に活かすとともに、適時かつ適切に企業情報を開示します。
*SUBARUグループ:株式会社SUBARUおよびすべての子会社
詳細はこちらへ SUBARUグローバルサステナビリティ方針
2.「人権方針」の制定 SUBARUグループは、人を第一に考え、「人を中心としたモノづくり」を行っています。「一人ひとりの人権と個性を尊重」することは、「人・社会・環境の調和」を目指して豊かな社会づくりに貢献したいという、SUBARUの企業理念を実現するための重要な経営課題と捉え、「人権方針」を制定しました。 この方針は、国連の「ビジネスと人権に関する指導原則」に準拠し、株式会社SUBARUおよびすべての子会社に適用されるものです。 また、サプライチェーンを含め、事業に関連するビジネスパートナーやその他の関係者にも、この方針に基づく人権尊重の働きかけを行い、人権尊重の取り組みを推進します。
詳細はこちらへ 人権方針
3.SUBARUグループのCSR重点6領域、「2025年のありたい姿」の明確化と貢献するSDGs SUBARUグループは、2025年に向けた中期経営ビジョン「STEP」(2018年7月発表)で定めたありたい姿「モノをつくる会社から笑顔をつくる会社へ」の実現に向けて、CSRの側面において特に重点的に取り組むべき6つの領域を掲げて、取り組みを進めています。各領域の2025年のありたい姿を明確にすることで、その目指すべき方向を示し、持続可能な開発目標(SDGs)の達成へ向けて積極的に貢献します。
<SDGsへの貢献の具体例:「安心」> 「2030年に死亡交通事故ゼロ*を目指す」というSUBARUグループの取り組みは、ターゲット3.6「2020年までに、世界の道路交通事故による死傷者を半減させる」ことに貢献します。
*SUBARU乗車中の死亡事故およびSUBARU車との衝突による歩行者・自転車などの死亡事故をゼロに
その他の領域の具体的な取り組みなどについては、2020年8月発行予定の「SUBARU CSRレポート 2020」でお伝えします。
4.2050年度に「カーボン・ニュートラルを目指す」長期目標を設定(スコープ1、2) 生産・物流・販売などの事業活動を通じて直接排出するCO2の削減(スコープ1、2)については新たに、「2050年度に、カーボン・ニュートラルを目指す」という長期目標を設定しました。このことにより、事業活動と商品(スコープ3)の両面で長期目標を明確化し、脱炭素社会の実現を目指した取り組みを推進していきます。
*1 2018年10月 「CSRレポート2018」にて公表済み *2 2020年1月20日 ニュースリリース:「SUBARU 技術ミーティング」を開催
https://www.subaru.co.jp/press/news/2020_01_20_8231/ にて公表済み
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