SUBARUは、同社の航空宇宙カンパニー宇都宮製作所(栃木県宇都宮市)の南工場および南第2工場において、栃木県が保有する水力発電所を電源とした、全国初の地産消費型の電気メニュー「とちぎふるさと電気*1」を2018年4月より導入し、本日2018年5月10日に、栃木県庁にて認証票を受領しました。
「とちぎふるさと電気」は、発電時にCO2を排出しない栃木県内8ヶ所の県営水力発電所で発電した電力を使用するため、電力使用に伴うCO2排出量をゼロにすることができる、栃木県企業局と東京電力エナジーパートナー株式会社が提供するメニューです。
当社は、2017年に改訂した「SUBARU環境方針」の中で、「CO2削減活動を全ての企業活動で取り組む」と謳っています。今回の「とちぎふるさと電気」の導入は、その方針に基づき、SUBARUグループが直接排出するCO2*2について、2030年度に2016年度比で30%削減(総量ベース)を目指す取組みの一環と位置付けています。 本メニューの導入により、SUBARU航空宇宙カンパニーの年間総CO2排出量の約15%に相当する、約5,400tのCO2削減を見込んでいます。また、本メニューを通じて当社が支出する電気料金の一部は、栃木県内の環境保全事業などに活用される予定です。
SUBARUは「とちぎふるさと電気」の導入を通じて、地域における低炭素社会の実現や環境保全事業などの推進に貢献するとともに、「SUBARU環境方針」に掲げる「持続可能な社会の実現」に向けて、CO2排出量の大幅削減の取り組みを今後も積極的に進めていきます。
SUBARU環境方針 https://www.subaru.co.jp/outline/plan.html
*1:「とちぎふるさと電気」の詳細は http://www.pref.tochigi.lg.jp/j03/furusato/furusatodenki_top.html *2:SUBARUグループの工場やオフィス等から直接排出されるCO2を指します(スコープ1、2)
「とちぎふるさと電気」認証式
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