SUBARUの航空宇宙カンパニー HOME 企業情報 ひとめでわかるSUBARU SUBARUの航空宇宙カンパニー SUBARUの航空宇宙カンパニー SUBARUの前身は、1917年に創設された「飛行機研究所」をルーツとする「中島飛行機」。航空宇宙カンパニーは、「中島飛行機」から続くモノづくりへの情熱を受け継ぎ、民間事業、防衛事業、ヘリコプター事業という3つの柱にて、多種多様な航空機を開発・生産し、日本の航空宇宙産業をリードしています。 民間事業では、米国ボーイング社との国際共同開発にて、「ボーイング787」などの大型航空機中央翼や様々な部位の開発・製造を担当しています。 防衛事業では、各自衛隊向けの練習機等に加え、オールジャパン体制での航空機システムの開発生産分担に係わるなど幅広く事業を展開しています。ヘリコプター事業では陸上自衛隊多用途ヘリコプター「UH-2」および民間向けバージョンの「SUBARU BELL 412EPX」の生産・納入を進めています。 民間事業 1973年に米国ボーイング社の旅客機生産に参画して以来、50年にわたり主要パートナーの一社として開発・生産に関わってきました。SUBARUが担当する「中央翼」は、航空機の左右の主翼と前後の胴体をつなぎ、荷重を支える主要な部位です。中身は燃料タンクの役割も果たすため、高強度・高液密が求められ、製造には高い技術力が必要となります。 なお、愛知県にある半田工場は、すでに1,000機を超える製造を誇る「ボーイング787」のほか、「ボーイング777X」、「ボーイング777」、防衛省の哨戒機「P-1」および輸送機「C-2」向けの中央翼の生産を行う、世界的にも類まれな大型航空機の中央翼生産センターです。2023年5月には半田工場での大型航空機中央翼の製造、出荷が累計で3,000機を達成しました。1 *1:ニュースリリース…SUBARU 「ボーイング777」製造及び出荷30周年を迎えて 中央翼(半田工場) 防衛事業 航空自衛隊、海上自衛隊向け初等練習機システム、陸上自衛隊向け多用途ヘリコプター、戦闘ヘリコプターなどの事業において機体の製造、定期整備、補給、訓練など全般にわたる運用サポートをSUBARUグループ全体として半世紀にわたり実施し、2023年5月には、関係会社の富士航空整備株式会社において、「T-5」の定期検査が累計で2,500機の節目を迎えました。2また無人機システム分野においては、多くの開発実績を誇り、現有システムの運用支援と将来システム研究開発に積極的に取り組んでいます。さらにSUBARUは、戦闘機・輸送機・哨戒機など我が国における主要防衛航空機システムの開発事業に参画し主翼・尾翼・複合材等の得意分野を中心に主要部位の開発・生産を担当しています。 *2:トピックス…海上自衛隊練習機T-5定期検査累計2,500機達成 T-5 海上自衛隊練習機 ヘリコプター事業 陸上自衛隊多用途ヘリコプター「UH-2」の量産ラインを宇都宮製作所に設置し、生産を進めています。「UH-2」は航空輸送や災害時における人命救助、住民避難、また消火活動など国民の安全・安心を守る任務に使用されます。また、民間向けバージョンの「SUBARU BELL 412EPX」においても受注・販売を順調に伸ばし、過酷な条件下でも運航できる高い信頼性や、優れた整備性を誇り、日本だけでなく世界各国での活躍が期待されます。SUBARUは、今後も、機体の製造・販売のみならず、部品供給や定期整備等を通じ、国内に製造/整備基盤を抱える会社として、お客様の安全・安心な運航をサポートしていきます。 SUBARU BELL 412EPX Webサイト UH-2 陸上自衛隊多用途ヘリコプター 前のコンテンツ 「ひとめでわかるSUBARU」に戻る 次のコンテンツ もっとくわしくSUBARUを知る トップメッセージ ユニークなビジネスモデル 2030年 死亡交通事故ゼロの実現に向けた取り組み SUBARUが考えるDX戦略 SUBARUの航空宇宙カンパニー 新経営体制における方針 お客様との深い関係性 未来を担うエンジニアの活躍 SUBARUの自動車事業 SUBARU創造の歴史