サステナビリティ推進体制

SUBARUグループのあらゆるサステナビリティの取り組みを議論する場として、「サステナビリティ委員会」を設置し、年2回開催しています。サステナビリティ委員会は、委員長を代表取締役社長とし、全執行役員がメンバーとして加わり、事業を社会的側面から考察し、取り組みの強化を図っています。
SUBARUグループとして、国内、海外各拠点と連携しながらグループが一体となってサステナビリティ実現に向けた取り組みを包括的に推進し、関係する委員会や部門のPDCAの状況をモニタリングしています。また、その内容は取締役会で付議・報告しています。なお、国内グループ会社や国内販売特約店との連携においては、各社で任命されたサステナビリティ推進責任者や関係部署と情報共有を行いつつ進めています。
グループにおいて実施している様々な活動は、「サステナビリティ」Webサイト、「統合レポート」「デジタル社内報」などを通じて適正に発信・開示し、SUBARUグループのサステナビリティの取り組みのさらなる充実につなげています。

サステナビリティ委員会関連組織

環境委員会

SUBARUグループにおける環境戦略や環境方針の策定、環境目標の実現に向けた取り組みの評価や議論などを行うために環境委員会を設置し、原則として年1回以上定期的にレビューを実施しています。委員会で行われた議論などの内容は、サステナビリティ委員会へ報告され、重要な問題は経営会議および取締役会へ付議・報告しています。



社会貢献委員会

社会貢献をSUBARUグループの企業風土として根付かせ、ステークホルダーに信頼される企業となることを目指し、社会貢献活動を推進していくために社会貢献委員会を設置し、年2回開催しています。委員会で行われた議論などの内容は、サステナビリティ委員会へ報告され、重要な問題は経営会議および取締役会へ付議・報告しています。


サステナビリティ浸透への取り組み

グループ全体で理解浸透を推進

SUBARUグループでは、一人ひとりがサステナビリティへの理解を深め、その取り組みをさらに推進していくことを目的として、様々な理解促進策を実施しています。SUBARU経営層への教育機会の提供はもちろんのこと、新任管理職、新任係長、新入社員を対象にした階層別研修などを行っています。また、2020年度以降は会議などを通じて、SUBARUの考え方を共有することで、国内外のグループ会社に理解促進策の実施範囲を広げています。2023年度も国内グループ会社と国内販売特約店に対してSUBARUの理解促進ツールを共有し、さらなる理解浸透を図っています。

2023年度の取り組み
対象 内容
SUBARU
  • 役員向けに統合思考経営とサステナビリティ関連動向についての勉強会や、サステナビリティ関連のイニシアティブに関する説明会を実施
  • 新入社員研修や新任係長、新任管理職向けの階層別研修
  • 全管理職と本社従業員向けに、EラーニングなどのSUBARUグループのサステナビリティについての理解促進ツールを活用
国内グループ会社
  • SUBARUで実施したEラーニング資料などの理解促進ツールを活用
国内販売特約店
  • SUBARUで実施したEラーニングを活用
海外グループ会社
  • 各社の状況に応じてサステナビリティの取り組みを推進

VOICE

サステナビリティについてのEラーニングを受講した従業員の声

  • 企業も個人も関係なくSDGsを進めようとしている中で、自業務に考え方を入れて進めていけるようにしないといけない。
  • 自業務ではカーボンニュートラルや環境課題に向けた企画、アイディアを意識していくことでSDGsに貢献できると考える。
    また、自部署の設備計画においてはジェンダーレスのトイレ等も計画しているので実行を進めていきたい。
  • 当社の自動車事業の持続的な成長のためにも、人を中心とした自動車文化やステークホルダーからの共感や共生は欠かせないものだと感じた。
  • 人を中心とした自動車文化や共感・共生について概念は理解出来たとが、実際に自身として実行するイメージがうまく湧かなかった。
  • 安心に関して、開発の中でしっかり品質を重視して取組むことが大切で、それがお客様の安全・安心につながることだと再認識できた。
  • 安心についての説明は理解できたが、実際の社内では管理者をはじめとして従業員の安心に関する行動がまだまだだと感じる。
  • 環境や保全のために、サステナブルに行えている活動を意識し、自信をもって取り組みたい。また改善するべきことに対しては謙虚に向き合いたい。
  • 一人ひとりが会社の代表であることをしっかり意識し、誠実に企業活動を行うことがコンプライアンスの要諦であることが良く理解できた。