6月6日午前10時58分、東京ドーム最後の1枠をかけた最終決戦がプレイボール! SUBARUがマウンドを託すのは背番号17、八野田龍司投手。
SUBARU先発、八野田龍司投手
八野田投手、慎重な投球でしっかりアウトを重ねていきます。
7回表 S 0-1 H
7回裏SUBARU同点に
1点を追うSUBARU。試合が動いたのは7回裏。 この回先頭の4番・小玉佳吾選手がセンター前ヒットで出塁。攻撃の口火を切る!
小玉佳吾選手、日立製作所4番のミスター日立・田中政則選手(中央)の前でガッツポーズです
続く5番、この大会で大活躍の古川幸拓選手が、バントをきっちり決め、1死2塁。得点圏にランナーが進みました!
そして6番、ルーキーの藤原龍之介選手が2球目をライト前へヒット!
小川信コーチが腕を回す!タフネス小玉が2塁から3塁を駆け抜け……
ホームへ!
滑り込んでセーフ!SUBARU、同点に追いつきました!
7回表 S 1-1 H
8回には2番手、右のエース手塚周投手がマウンドへ!
しかし、9回表、2アウトの後、日立製作所7番・江藤勇治選手に1球をとらえられ…
この大会、再三の好守備で相手の攻撃をくじいてきたライト・中里亮太選手が懸命に飛び上がる!しかし打球はフェンスを越えて2ランに。
9回表 S 1-3 H
9回裏2死からの逆転劇!
2点を追うことになったSUBARU、9回裏の攻撃は、2アウトまで追い込まれてバッターは5番・古川幸拓選手。
古川幸拓選手、2アウト、2ストライクから、レフト前ヒットで出塁! これが反撃開始の合図となります
続く6番・藤原龍之介選手がセンター前ヒットでつなぐ
2死1、2塁、一打同点のチャンスに冨村優希監督、代打・龍昇之介主将を起用します!
「この場面で使ってもらった期待に応えたかった」と話す龍主将。
1ストライクからの2球目をライトへ打ち上げた!
打球はライトの前へ落ち、2ベースヒットに!
古川幸拓選手、藤原龍之介選手が生還して3-3の同点に追いつき、沸き上がるベンチ!
9回裏 S 3-3 H
しかし、古豪・日立製作所はすぐに攻め返します。
無死1、2塁から始まる延長タイブレーク10回、WBC中国代表の4番を務めた真砂勇介選手がセンター前ヒットを放って2得点。
そしてミスター日立、4番の強力スラッガー・田中政則選手がライトへのこの一撃でさらに2点を追加します。
10回表 S 3-7 H
10回裏「逆転のSUBARU」が火を噴く!
4点差と突き放されますが、この点差にも、「誰一人、全くあきらめていなかった」と棟田和幸部長が振り返る延長タイブレーク10回の攻撃、「逆転のSUBARU」が火を噴きます。
この回先頭打者の9番・日置翔兼選手がセンター前ヒット!無死満塁とします。
ここで冨村優希監督は、代打・吉田晃誠選手を送り出す!
群馬出身、「群馬を盛り上げたい」と話していたルーキー・吉田晃誠がこの一撃
打球はセンターへ飛んでタイムリーヒット!3塁から龍昇之介選手がホームイン!まず1点を返します
10回裏 S 4-7 H
続く3番・森下智之選手もセンター前ヒット!
森下選手、大事な場面での1本に、ガッツポーズが出ます
2人が還って1点差に迫りました
10回裏 S 6-7 H
そして2アウト2,3塁で5番・古川幸拓選手。 9回裏に続き、2アウトまで追い込まれての打席ですが、古川幸拓選手、ここでも起死回生の同点タイムリー!!!
10回裏 S 7-7 H
ついに試合を振り出しに戻しました!
同点打を放ち、ガッツポーズする古川幸拓選手。古川選手はこの大会で驚異の活躍!
延長タイブレーク11回表、3番手・川上雄太朗選手がマウンドへ。
川上投手、ここで日立強力打線を3人で抑えて得点を許さず!
延長タイブレーク11 回裏、2死1、2塁。1打同点のチャンスに、打席にはチームの精神的支柱・日置翔兼選手!
「自分で決める、という気持ちで打席に入った」という日置翔兼選手が、2球目をセンターへ……
打ち返した!
センター前ヒット!
2塁から俊足・藤原龍之介選手が滑り込んでホームイン!
決勝のホームを踏み、雄叫びをあげる藤原龍之介選手
11回裏 S 8-7 H
SUBARU、サヨナラ勝ち!
歓喜のベンチ!
一塁ベースで叫ぶ日置翔兼選手に龍昇之介選手が駆け寄る!
喜びのあまり、もみくちゃにされる日置選手!
都市対抗出場を決めた!
カップを受け取る龍昇之介主将
冨村優希監督の胴上げです!
棟田和幸部長も宙を舞います!
皆様、大きなご声援を、本当にありがとうございました!
東京ドームでも大暴れしますので、ぜひ見に来てください
第94回都市対抗野球は、7月14日開幕!
スターティングメンバー