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技術系/自動車サイバーセキュリティ
N・S
2018年入社 理工学部 応用情報工学科卒
Q1
昔から人と同じことをするのが苦手で、周りから「変わってるね」と言われるタイプでした。よく言えば個性的。悪く言えばはみ出し者。正攻法では生きられない性格なんだと思います。そんな私にとって、自然体でいられる会社を見つけるのは簡単ではありませんでした。最初はIT業界を見ていましたが、どうしてもしっくりこない。そうしたなか、たまたま出会ったのがSUBARUでした。水平対向エンジンやアイサイトなど一風変わった技術を武器に、独自のキャラクターで存在感を放っている。ひと言で表現するなら、変わり者。そこに親近感を感じたんです。この会社なら、無理に合わせたり取り繕ったりせず、自分らしく働けるのではないか。そう考え、入社することに決めました。
Q2
ITサイバーセキュリティチームに所属し、社内外向けシステムやコネクティッド関係のシステム構築を行う部署を対象に、セキュリティ対応の支援を行っています。具体的には、システムをつくるときにセキュリティ要件を満たしている必要があるので、遵守を促すツールを各部署に提供し、使い方を指導したり、相談に応じたりしています。また、情報漏洩など重大なインシデントを防ぐには、一人ひとりの意識向上も欠かせません。そこで、基礎的なセキュリティ教育を、本社と群馬製作所を対象に実施しています。他には、サイバーセキュリティの業界団体にも、SUBARUからのワーキングメンバーとして参加しています。
Q3
仕組みを合理化することにやりがいを感じます。最近の例だと、サイバーセキュリティの業界団体で会議フローを変更したことが挙げられます。
私が参加しはじめた当時、ちょっとした問題がありました。それまでは最上層の「委員会」から、「ワーキング」「サブワーキング」へと議論をブレイクダウンしていたのですが、例えば最下層の「サブワーキング」で意見が出た際、「委員会」まで差し戻して整合を取る手間が発生し、タイムロスが発生していたんです。そこで私は、「サブワーキング」を起点とするボトムアップ型の会議順序に変更しませんかと提案したんです。
蓋を開けてみると、大成功でした。以前なら2ヶ月かかっていた議論が1ヶ月で収まるようになり、最新トピックに対してタイムリーに議論できるようになったんです。ささやかな変革ではありましたが、手応えを感じた一件でした。
Q4
国によって、評価のされ方が大きく異なる点です。日本にいると、SUBARUに対する熱烈なご支持を感じる場面はあまり多くないかもしれません。ところが、アメリカではものすごく評価されているんです。ある経済誌が行ったアンケート調査では、自動車ブランドのランキングでSUBARUが第1位に選出されたこともあります。もちろん北米SUBARUの活動によるところも大きいのですが、ここまで評価のされ方にバラツキが生じるのはおもしろいところです。万人受けする会社ならこうはなりません。それだけSUBARUは、個性的な会社だと言えるかもしれません。
Q5
中長期的に、やりたいことが明確にあるわけではありませんが、ITを軸にして引き続き楽しい仕事をしていきたいと考えています。今の管理・運用の業務に加えて、システム開発など何かをつくりあげるプロジェクトにも挑戦してみたいですね。
いずれにしろ、今の業務に120%の情熱を注ぐという点は変わりません。セキュリティにまつわるルールをより良いものに改善しつつ、他の業務にも活かせるベーススキルを身につけたいと思います。
Q6
システムに関しては、開発にせよ、運用にせよ、自分たち主導で進められることが、メーカーで働く魅力です。アイサイトなんかは、ITベンダーにすべてを依頼しているわけではなく、実は自社開発の部分も多い。思っている以上に、情報系学科の方には魅力的な就職先になると思います。
面接では、多くの人が模範的な受け答えに終始します。でも、その姿勢がかえって、本人の魅力を隠してしまう気がします。素で話したらおもしろい人が、面接だと大勢の中に埋もれてしまうのは、本当にもったいないことだと思うんです。面接はコミュニケーションの場。本音で話すことが、あなたらしさを伝えることになると思います。伝え方も、通り一遍でなくていい。絵を見せるなど、自分の味を出してみるのもひとつの手です。私は研究内容のスライドをプリントアウトして見せました。大切なのは、あなたという人柄を、あなたらしく表現することだと思います。ぜひ、納得のいく就職活動をしてください。
家に帰ってPCで調べごとをしているうちに、その日が終わってしまうことが多いですね。経済ニュースや国際情勢、IT業界のトレンドなど、気になった記事を片っ端から読み漁っています。効率を上げるために、42インチのモニター2つをフル活用しながらです(笑)。最近はチャットGPTについても勉強しています。