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管理系/自動車コネクティッド技術開発
T・Y
2021年入社 工学部電子情報システム工学科卒
Q1
同じ情報系を専攻していて、サークルも、アルバイト先も一緒。そんな共通点だらけの大学の先輩がSUBARUに入社したことが転機になりました。もともとIT企業への就職を考えていた私には、自動車メーカーという選択肢自体が新鮮。とても興味を惹かれ、その先輩から詳しく話を聞いてみることにしました。すると、聞けば聞くほどおもしろい仕事ができそうな予感がしたんです。コネクティッドという先端領域が今後のトレンドになること。そこでは情報系人材が求められていること。どの話も刺激的でしたが、何より、IT技術を活用してクルマの安全性を高めていきたいんだと熱く語る様子に感銘を受けたんです。私もこの会社で、コネクティッド領域を切り開いていきたい。安全性の向上に貢献したい。そんな思いが湧き上がってきたことが、入社の決め手になりました。
Q2
担当業務は大きく2つあります。ひとつは、今後発売されるSUBARUの車に搭載されるコネクティッド技術の開発です。主にSUBARUの車両がつながるサーバー側を対象に、開発から設計・テストまで幅広く担当しています。
もうひとつは、カーナビの地図更新です。販売済みのSUBARU車に搭載されている純正カーナビに対して、ポータルサイト経由で最新地図データを提供・配信するサービスを運用しています。既に販売済みの車両に対して最新地図データを提供・配信する仕事と、これから販売される車両に対して提供する新サービスの開発業務に携わっています。
Q3
従来は、車両をつくることが自動車メーカーとしてのゴールでした。一方、私が関わるコネクティッド技術に関しては、ゴールという概念自体がありません。お客様に車をお渡しした後も、リアルタイムで最新情報を提供しつづけるからです。そんな新しい事業に携われていることにやりがいや面白さを感じています。
また、グローバルビジネスを肌で感じられることも大きなやりがいです。週2~3回は英語の会議があり、外資のITベンダーや北米SUBARUと、安心で安全なサービスをどのようにお客様に提供するか議論しています。私の英語力はまだまだなので、伝えたいことがうまく伝えられないなど苦労が絶えません。誰が見てもわかるような資料をつくることで、会議に食らいついています。
Q4
安全性を最優先することです。従来から取り組んできた車両製造においてはもちろん、コネクティッドのような新しい領域でもその姿勢を崩さないのが、SUBARUの長所。例えば車内で配信映画を見るなど、インターネットを使った便利で楽しい機能には大きなニーズがあります。ただ、だからといって、安全性を損なうようなことがあってはなりません。
私自身もその大原則を踏まえ、安心して利用できるサービスにつくりこむことをいつも意識しています。地図更新ポータルサイトの運用でも、まずは安定運用が大切。安心安全というあたりまえの価値を追求した先に、お客様の笑顔があると思っています。
Q5
まずは現在担当しているコネクティッドサービスの開発をやりきることです。現在、基本設計がひと区切りつき、これからソフトウェア製造や北米での評価を行うフェーズに入っていきます。品質を確実なものにしたうえで、サービスを導入していきたいです。
私個人が目指すのは、プロジェクトを引っ張っていける人材になること。これからますます、海外のITパートナーと仕事をする機会が増えるので、技術開発力とともに英語力も磨き、グローバルに活躍していきたいと考えています。
Q6
情報系出身の方、ITに興味のある方はぜひ、自動車メーカーも就職先として検討してみてください。ITというと一般に、裏側を支える目に見えづらいものですが、ここにはクルマやカーナビなどのモノがあります。目に見える、手で触れられる成果物があると、達成感も得やすいです。
クルマがインターネットとつながることで実現するコネクティッドサービスは、今後大きく発展していきます。ほどよい企業規模のSUBARUでなら、世界が注目する最先端の領域に携われるチャンスは十分にあると思います。
IT戦略本部では在宅ワークの体制も整っており、在宅か出社にするか個人で選択できる自由度が高い職場です。そのため在宅ワークの場合は仕事を切り上げた後の自由時間がたっぷり。平日だと割安になるので映画館に行ったり、買い物に行ったりもします。翌日も在宅ワークを予定しているときは、レイトショーを見に行くこともあります。