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事務系/自動車品質保証
R・Y
2021年入社 経営学部 経営学科 卒
Q1
学生時代はマーケティングを専攻し、短期留学をしました。その滞在先でさまざまな日本製品が使われているのを見て、日本のものづくりの価値を世界に広めていくような仕事に興味を感じたのが最初のきっかけでした。自動車メーカーの中からSUBARUに絞り込んだのは、少数精鋭というイメージがあり、若手のうちから活躍できるチャンスが多いと考えたから。面接でも、「どんな仕事にチャレンジしたいのか? 将来像は?」といった踏み込んだ質問が多く、SUBARUなら自分らしいキャリアを歩めると感じました。
Q2
設計、製造、販売、アフターサービスまで、多様な部署と連携しながらSUBARU車の品質を高めていく。それが、私が考える品質保証部のミッションです。この品質保証部の中でも私は現在、バンパーやガーニッシュなど外装部品の不具合改善業務を実施しています。基本的な仕事の流れとしては、「外装部品に外観不良がある・走行中異音がする」といった、販売店経由でお客様から寄せられる不具合の情報が起点になります。その部品を取り寄せて設計の担当者や製造部門と確認し、原因を究明。解決に導きます。
また、高難易度・多発する案件についてはさらに深掘りした調査を実施しています。時には設計者と一緒に直接お客様の車を確認しに調査へ行くこともありますし、製造ラインに足を運んで作業を観察することも。調査の結果、改善が必要な場合には、部品の設計や製造工程などを変更。さらに再発防止と次期開発車へとフィードバックしていきます。高い視点に立って不具合解決の方向性を定め、確実にスピーディーに取り組みを前進させていくことが私たちの役割なのです。
Q3
私たちが取り組んでいる品質改善のその先に、お客様の「笑顔」があることはいうまでもありません。日々の仕事では、いつでもお客様の視点に立って考えることを大切にしています。というのも、忙しいと、ついついメーカー目線になってしまうことがあるのですね。お客様にとっては愛着のあるクルマに関することなのですから、お客様から寄せられる情報には常に真摯に向き合うように心がけています。
また、お客様の満足を高めるということでは、スピーディーに不具合を解決することも大事。けれども、不具合にはさまざまな要因が絡む場合が多く、確実な原因究明と対策立案も重要なので、スピードばかりを優先させるわけにもいかないのです。このあたりはジレンマなのですけれど、目の前のお客様、そして未来のSUBARU車ユーザーの「笑顔」を考え、最良の選択をするように意識しています。
Q4
最初にも話したように、学生時代はマーケティング専攻。文系出身の私にとって一番たいへんなのは、やはり技術系知識の習得ですね。設計者と部品の設計図を見ながら一緒に検討は日常茶飯事ですし、製造の技術者とのミーティングでは専門用語が飛び交います。上司からは「設計者と議論できるレベルを目指そう」とアドバイスを頂いているのですが……。入社3年目になっても、まだまだ学ぶことは数多いですね。逆に、技術的なことを販売店の人たちなどにわかりやすく伝えることができるのは文系出身の長所かも。また、海外での不具合案件も対応しており、アジアの製造拠点とテレビ会議を行うなど、日頃から英語を使う機会が多いのです。語学力についても、学生時代に学んだスキルが役立っていると感じています。
Q5
私がいる群馬製作所では、品質保証部のオフィスがあるビルと工場が隣接しています。このように、ものづくりの現場をいつでも目の当たりにできる環境は、品質保証に関わる人間にとって大きな魅力だと感じています。SUBARUの仲間たちがどんな想いでクルマを設計し、製造しているのか。それを肌で感じられることは、東京の本社に働いていたらけっして得られない経験。これから歩んでいくキャリアステップにおいても、かけがえのない財産になると思っています。
現在の部署で経験を積んだ後は、海外拠点に赴任してグローバルな品質向上にチャレンジしたいと考えています。その先は、品質保証で得た知識を活かして、マーケティングや営業など他部門での業務に携わるのも面白そう。日本のものづくりの価値を世界に届けるという私の夢を、SUBARUで追い求めていこうと思っています。
Q6
社会に出たらどのような仕事をしたいのか? 何に興味があり、どんな価値を生み出したいのか? 就活時にそこまで突き詰めるのはなかなかむずかしいかもしれませんが、一生懸命考えてみることをお勧めします。私は学生時代、「日本の製品を世界に広める」という将来像を思い描きました。そしてSUBARUに入社し、将来像に一番近いと思ったマーケティングを希望したのですが、品質保証に配属となった。正直言って不安でした。でも、ひとつ高い視点で考えてみると、日本の製品の良さを品質面から広めることができる為、将来の目標に向かって着実に一歩踏み出していることに気づいたのです。自分なりの将来像があれば、会社に入ってからもブレずに頑張れるのではないでしょうか。
最近はウォーキングをしています。今住んでいる女子寮のまわりを1~2時間ほどかけて歩いています。群馬製作所の周辺は自然も豊かで、運動するには最適な環境なのです。英語の勉強もしています。あとは家族や友だちに電話したり、Netflixを観たり。海外ドラマが好きですが、疲れている時には子ども向けアニメを観て癒されています。