SUBARUは、2020年11月16日、長野県が消防防災ヘリコプターとして使用する予定の米国ベル・テキストロン社(以下、ベル社)製 Bell 412EPI の引き渡し式典を当社航空宇宙カンパニー宇都宮製作所(栃木県宇都宮市)において執り行いました。
機体はこの後、11月下旬にかけて操縦士・整備士の研修を実施した後、12月上旬に長野県消防防災航空センター(長野県松本市)に空輸される予定です。
Bell 412シリーズは、過酷な運航条件の下でも高い信頼性を誇り、世界各国で使用されている中型双発ヘリコプターです。機体は常に進化を続けており、最新の機器が装備され、お客様の運用に合わせた様々な装備品を搭載することが可能です。 今回、長野県向けのBell 412EPIでは、2018年11月に売買契約を結んだ後、SUBARUが機体の調達から消防・防災任務用の装備品を搭載するための改造まで全てを担当しました。 なお、SUBARUは、このBell 412EPIの発展型機であるSUBARU BELL 412EPXをベル社と共同開発*1*2しています。当社は今後も、機体の製造・販売に加え、部品供給や定期整備等のアフターサポートを通じてヘリコプターの安全・安心な運航を推進していきます。
*1:2018年7月17日 「SUBARUとベル 412ヘリコプター発展型機で協業」 https://www.subaru.co.jp/press/news/2018_07_17_6072/ *2:2019年6月18日 「「SUBARU BELL 412EPX」 警察庁から世界初受注を獲得」 https://www.subaru.co.jp/press/news/2019_06_18_7383/
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