<2020年3月期 第3四半期累計期間業績:連結売上収益> 全世界販売台数は、前年同期比0.4%増の771千台*1となりました。 海外販売は、米国市場においてフォレスターやアセントが好調に推移したことなどにより、同1.9%増の676千台となりました。一方、国内販売は、インプレッサの減少などにより、同9.1%減の95千台となりました。
連結売上収益*2は、販売台数の増加などにより、同3.9%増の2兆4,846億円となりました。
当社は当期より、従来の日本基準に替えて国際財務報告基準(IFRS)を任意適用しています。 そのため、比較対象となる2019年3月期 第3四半期累計期間連結業績および通期連結業績(日本基準)を、IFRSに従って再計算した上で、比較・分析をしています。
なお、全世界生産台数は同0.2%減の760千台となりました。 国内生産は、2019年10月に発生した台風19号の影響により操業を一時停止しましたが、フォレスターが増加したことにより、同0.4%増の493千台となりました。海外(米国SIA*3)生産については、アセントが増加しましたが、レガシィおよびアウトバックがモデル切り替えの影響で減少したことなどにより、同1.3%減の268千台となりました。
<2020年3月期 第3四半期累計期間業績:連結損益> 連結損益については、前年同期に比べ、販売台数の増加に加え、販売奨励金の抑制など改善に努めたものの、為替変動などにより、営業利益は前年同期比1.9%減となる1,527億円になりました。税引前利益*4は同2.9%減の1,532億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益*5は同5.4%減の1,117億円になりました。
<2020年3月期 通期連結業績見通し> 通期連結業績見通しについては、各段階利益(営業利益、税引前利益、親会社の所有者に帰属する当期利益)は、前回(2019年11月6日)発表値を据え置きます。全世界販売台数は上述の台風19号の影響による生産計画見直しなどにより、前回発表比17千台減の1,041千台(前年同期比4.0%増)に修正します。一方、連結売上収益は想定為替レートの見直し(円安方向)や販売奨励金の抑制などによる改善を見込み、前回発表比500億円増の3兆3,600億円(前年同期比6.5%増)に修正します。 なお、通期連結業績見通しの前提となる為替レートは¥109/US$、¥122/EUROです。
※前回(2019年11月6日)公表の通期連結業績見通し
全世界販売台数1,058千台、連結売上収益3兆3,100億円 営業利益2,200億円(前年同期比21.1%増)、税引前利益2,200億円(同18.3%増) 親会社の所有者に帰属する当期利益1,630億円(同15.3%増) 想定為替レート ¥107/US$、¥119/EURO
*1:IFRS任意適用により、日本国内のみ売上計上基準が変更。 日本基準:自動車の登録日に売上計上 IFRS:お客様への納車日に売上計上。 *2:日本基準における「売上高」を「売上収益」と表示。 *3:Subaru of Indiana Automotive, Inc. *4:日本基準における「税前利益」を「税引前利益」と表示。 *5:日本基準における「親会社株主に帰属する当期(四半期)純利益」を「親会社の所有者に帰属する当期(四半期)利益」と表示。
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、発表日現在において入手可能な情報に基づいたものであり、実際の業績等は今後様々な要因によって大きく異なる可能性があります。
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