SUBARUと同社のモータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナル株式会社*1は、2018年のSUBARUモータースポーツ活動についての概要を発表しました。
■SUPER GTシリーズ 日本国内最高峰のモータースポーツカテゴリーであるSUPER GTのGT300クラスに、SUBARU BRZ GT300で参戦します。 チーム総監督はSTIの渋谷真プロジェクトゼネラルマネージャーが務め、チーム運営は「R&D SPORT」(代表:本島伸次、神奈川県平塚市)が担当します。ドライバーは昨年に引き続き井口卓人選手と山内英輝選手の2名体制で臨みます。 2018年の参戦車両は、水平対向ボクサーエンジンの燃焼効率の改善、空力特性、ブレーキ熱容量の向上、タイヤ接地効率の改良などを施し、悲願のシリーズ優勝を狙います。
■ニュルブルクリンク24時間耐久レース 2008年から11年連続の参戦となる第46回ニュルブルクリンク24時間耐久レース(ドイツ・プファルツ州アイフェル、5月10日~13日)に、SUBARU WRX STIで参戦し、SP3T*2クラスで5度目のクラス優勝を目指します。 チーム監督はSTIの辰己英治が務め、チーム運営はSTIエンジニアと全国のスバル特約店から選抜されたメカニックが行います。ドライバーは昨年に引き続き、カルロ・ヴァンダム(オランダ)、ティム・シュリック(ドイツ)、山内英輝(日本)に加え、新たにSUPER GTドライバーの井口卓人を加えた4名体制で臨みます。 2018年の参戦車両は、エンジン出力特性の向上、パドルシフトの継続使用、ギヤ比の最適化、ブレーキ大径化など、全ての面での信頼性向上に主眼を置いた改良を施し、昨年リタイヤの雪辱を果たします。
■SUBARU BRZ ワンメイクレース ユーザーサポート GAZOO Racing 86/BRZレースの各イベントに、STIがサービスチームを派遣し、スバルユーザーのサポートを行います。
STIは今年で設立30周年を迎えます。これからもSTIは、SUBARU車をベースとしたコンプリートカー作りとモータースポーツへの挑戦を二つの柱として積極的に取り組み、より多くのお客様の笑顔を作る会社として存在感のある企業を目指します。
*1:スバルテクニカインターナショナル(株)(代表:平川良夫、東京都三鷹市、略称:STI) *2:排気量2リットル以下のターボ車のクラス
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