● 2016年12月13日発売 ● スバル初のモアスペース系の軽自動車 ● スマートアシストⅢを全車に標準装備
富士重工業は、新型「シフォン」を、本日12月13日より発売します。
新型シフォンは、スバル初のモアスペース系の軽自動車として、クラストップレベルの室内空間を実現。両側のスライドドアに加え、助手席側にはBピラーをドアに内蔵したミラクルオープンドア*1を採用することで、1,490mmと大きなドア開口部を実現。ロングスライドの助手席と共に後席へのスムーズな乗り降りをサポートするとともに、荷物の載せ降ろしなど日常のつかいやすさを追求しました。
安全面では、新開発のスマートアシストⅢ*2を全車に標準装備。ステレオカメラを採用することで、作動速度域の拡大や対歩行者への緊急ブレーキの作動、ハイビームアシストなど、安全性をさらに高めました。
フロントフェンダーやリヤゲートを樹脂化するなど車両の軽量化を図るとともに、リヤゲートとルーフスポイラーの一体成形による空気抵抗の低減などにより、全車2020年燃費基準を達成しました。
※シフォンはダイハツ工業株式会社からのOEM供給です *1 *2:「ミラクルオープンドア」、「スマートアシスト」はダイハツ工業株式会社の登録商標です
【主な商品特徴】 1.パッケージ&ユーティリティ/快適装備
・パワースライドドア(ワンタッチオープン機能付)
お子様やたくさんの荷物を抱えてクルマに乗り込むときに便利なワンタッチオープン機能付のパワースライドドアを採用。ドアハンドルのワンタッチスイッチを押すだけでロック解除と同時にスライドドアが開きます。
(左側:Lスマートアシストを除く全車に標準装備 右側:RS Limitedスマートアシストに標準装備、G スマートアシスト、R Limitedスマートアシスト、R スマートアシストはオプション)
・スライドドアイージークローザー(左右)
半ドアの位置まで閉めると、あとは自動的に全閉する便利なイージークローザーを採用。開閉時に一定以上の力が加わるとドアが反転する挟み込み防止機能や、室内からドアを開けられないようにするチャイルドロック機能も備えています。
(L スマートアシストを除く全車に標準装備)
・キーレスアクセス&プッシュスタート
電子カードキーを携帯していれば、ドアハンドルやバックドアのリクエストスイッチを押すだけでドアの施錠と開錠が行えます。電子カードキーがないとエンジンが始動しない、盗難防止に役立つイモビライザー機能付。また、電子カードキーの電池残量が減ると、メーター内の警告灯でお知らせする機能も備えています。
・運転席シートヒーター/リアヒーターダクト
運転席シートにシートヒーターを装備し、寒い日や寒冷地でのドライブの快適性を高めました。さらに、リアシートの足元には温風を吹き出すリアヒーターダクトを配置しました。
(L スマートアシスト 2WD車を除く全車に標準装備)
・スーパーUV & IRカットガラス
フロントドアガラスもフロントウィンドウガラスと同様に、日焼けの原因となる紫外線を99%カット(自社調べ)。また、赤外線(IR)を効果的に遮断し、ジリジリとしたお肌への刺激を低減。日差しの暑さによる車内の温度上昇を抑え、エアコン効率も向上します。
2.安全性能
・スマートアシストⅢ
システム方式が、スマートアシストⅡの単眼カメラ+レーザーレーダーから、ステレオカメラに進化しました。ステレオカメラは視野内の物体を立体的かつ同時に複数認識する事が可能で、これにより制御対象や認識範囲が大きく拡大しました。
(主な機能)
■衝突警報機能/衝突回避支援ブレーキ機能(対車両、対歩行者)
①衝突警報(対車両、対歩行者)
走行中に前方の車両や歩行者をカメラが検知し、衝突の危険性があると判断した場合、ブザー音とメーター内表示でお知らせします。
②一次ブレーキ(対車両、対歩行者)
衝突の危険があるとシステムが判断した場合、自動的に弱いブレーキ(一次ブレーキ)をかけ、運転者に衝突回避を促します。
③被害軽減ブレーキアシスト(対車両、対歩行者)
一次ブレーキ機能が作動している時にドライバーがブレーキを踏むと、ブレーキアシストが作動し、ブレーキ制動力を高めます。
④緊急ブレーキ(対車両、対歩行者)
衝突が避けられないとシステムが判断した場合、強いブレーキ(二次ブレーキ)で減速。衝突を回避したり、被害を軽減します。
■車線逸脱警報機能
走行中、ウインカーなしで車線からはみ出しそうになると、ブザー音とメーター内表示でドライバーに警告し、操作を促します。
■先行車発進お知らせ機能
停止時に先行車が発進したことに気づかず、発進しなかった場合にブザー音とメーター内表示でお知らせします。
■AT誤発進抑制制御機能
①前方誤発進抑制制御機能
ステレオカメラにより、前方4m以内に車両や壁などの障害物を検知している時に、シフトポジションを「前進」にしたままアクセルペダルを踏み込んだ場合、エンジン出力を制限することで、急発進を抑制します。
②後方誤発進抑制制御機能
リアバンパーに内蔵されたソナーセンサーにより、後方2~3m以内に壁などの障害物を検知している時に、シフトポジションを「後退」にしたままアクセルペダルを踏み込んだ場合、エンジン出力を制限することで、急発進を抑制します。
■ハイビームアシスト
ステレオカメラが対向車のヘッドランプなどの明るさを検知し、自動でハイビームとロービームを切り替えます。これにより、切り替え操作なくハイビームでの走行が可能になり、街灯の少ない道路でも安心して夜間の走行ができます。
スマートアシストⅡとの比較
・0次安全 視界設計
サイドアンダーミラーとリアアンダーミラーを装備し、見えにくいサイドや後方の下方視界を確保。小さなポールやコンクリートブロックなど見落としがちな障害物をしっかり確認することができます。
・衝突安全ボディ
フロントサイドメンバーを高効率エネルギー吸収構造にすると共に、高張力鋼板や差厚鋼板の採用などにより、衝撃吸収性能を向上させ、強固なキャビンを実現しました。助手席側フロントドア後端部とリアスライドドア前端部には、超高張力鋼板を使用したピラーを内蔵。広い開口部と衝突安全性を両立しました。
・エアバッグ
全車に標準装備のデュアルSRSエアバッグに加え、側面衝突時に乗員の安全を確保するSRSサイドエアバッグ(運転席、助手席)をカスタムに標準装備としました。さらにRS LimitedにはSRSカーテンエアバッグをメーカーオプションとして設定しました。
・コーナーセンサー
誤後進抑制機能ソナーに、コーナーセンサー機能を持たせました。後進時に死角となりがちな後方の障害物をソナーが認識し、歩行者や障害物の接近を警告音でお知らせします。
・エマージェンシーストップシグナル
60km/h以上で走行中に強くブレーキを踏んだ場合、ブレーキランプ点灯と同時にハザードランプが高速で点滅。後続車に急ブレーキを知らせて注意を促します。
3.燃費性能
・両側スライドドアの採用などによって重量が増加する中で低燃費を実現するために、徹底的な車両の軽量化を行いました。フロントフェンダーやリヤゲート、レールカバーといった外板の素材に樹脂を採用。また骨格の見直しにより、高張力鋼板や超高張力鋼を採用し軽量化と剛性確保の両立を図りました。さらに、空力パーツの採用やリヤゲートと一体成形のルーフスポイラーによる空気抵抗の低減など、空力性能を向上。全車で2020年燃費基準を達成しました。
【販売計画】 月販800台
【メーカー希望小売価格】
*3: 環境対応車普及促進税制
◎:平成32年度(2020年度)燃費基準+10%達成車かつ平成17年度基準排出ガス75%低減で自動車取得税の税率80%軽減、自動車重量税の税率75%軽減 ○:平成32年度(2020年度)燃費基準達成車かつ平成17年度基準排出ガス75%低減で自動車取得税の税率60%軽減、自動車重量税の税率50%軽減
【ボディカラー】車種により選択できる色が異なります。
※:27,000円高(消費税込) ☆印:写真掲載グレード
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