ニュースリリース

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2016年9月28日

富士重工業 「2016年国際航空宇宙展」 出展概要
~ 「新たな価値を創造し続けるグローバルキープレーヤー」をテーマに展示 ~

富士重工業は、10月12日(水)~15日(土)に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「2016年国際航空宇宙展」(主催:一般社団法人日本航空宇宙工業会、株式会社東京ビッグサイト、以下JA2016)に出展します。

JA2016では、「新たな価値を創造し続けるグローバルキープレーヤー」をテーマとし、ベル・ヘリコプター・テキストロン社(本社:米国テキサス州、ミッチ・スナイダーCEO、以下ベル社)と国際共同開発を行っている、防衛省向け「UH-X」およびUH-Xのプラットフォームとなる最新型ヘリコプター412EPI発展型機の大型模型のダイナミックな展示を中心に、ゾーンごとに航空宇宙カンパニーの手掛ける完成機や旅客機の大型構造物などについて紹介します。

2017年4月の社名変更を機に、SUBARUの航空宇宙カンパニーとして今後も技術をさらに磨き、世界の航空機産業に確固たる地位を築くよう努めていきます。

《主な出展内容》

【最新型ヘリコプター UH-X/412EPI発展型機ゾーン】
ベル社と国際共同開発事業として開発中の、防衛省向け「UH-X」、およびUH-Xのプラットフォームとなる最新型ヘリコプター412EPI発展型機の40%スケール模型を展示します。412EPI発展型機はSUBARUを想起させるブルーをベースとしたカラーリングの特別仕様です。

【完成機ゾーン】
180インチのマルチディスプレイを背景に、「RPH-X」をはじめとする無人機3種類の20%スケール模型を展示し、全天候型で長時間飛行可能な無人機の活用の機会を臨場感を持ってご覧いただきます。また、戦闘ヘリ「AH-64D」、初等練習機「T-7」など、航空宇宙カンパニーが手掛けている完成機を模型やグラフィックで紹介します。

【旅客機ゾーン】
ボーイング社(本社:米国イリノイ州、デニス・A・マレンバーグCEO)と国際共同開発を行った「787」中央翼の大型グラッフィックを壁面に提示し、その大きさを体感いただきます。また、中央翼の複雑なインタフェースをわかりやすく説明する10%スケルトンモデルを展示。普段、飛行機の外観からは見ることのできない中央翼の位置や構造とその重要性を解説します。また、「787」中央翼の製造の流れと各工程にちりばめられたものづくりの工夫を動画で紹介します。

【革新技術ゾーン】
SUBARUの航空部門として取り組んでいるアクティブセイフティ、パッシブセイフティ、フェールセーフ・コントロールといった飛行安全に関する革新技術を展示、プレゼンなどで紹介します。

・アクティブセイフティ
航空機をより安全に運航するための操縦支援技術として、自動衝突回避技術「ぶつからない飛行機技術」などのプレゼンテーション説明を行います。
・パッシブセイフティ
電気ヒーターと超撥水コーティングを組み合わせたハイブリッド防除氷技術や、飛行機に神経の役割を果たすセンサーを張りめぐらせ損傷を検知することで検査効率向上を目指す「構造健全性診断技術(SHM)」のプレゼンテーション説明および試験に使用した各供試体の展示を行います。
・フェールセーフ・コントロール
耐故障制御技術の研究成果として、東京大学(東京都文京区、五神真総長)と共同での実証実験に成功した知能化と自己学習による「落ちない飛行機技術」のプレゼンテーション説明および風洞試験模型の展示を行います。
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