富士重工業のモータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナル*1が参戦するAUTOBACS SUPER GT第6戦「45th International SUZUKA 1000km」(会場:三重県 鈴鹿サーキット)決勝レースが8月28日(日)に行われ、SUBARU BRZ GT300(チーム名:SUBARU BRZ R&D SPORT ドライバー:井口卓人/山内英輝)がGT300クラスで今シーズン初優勝を果たしました。
決勝レースは、クラス参加台数29台中予選4番手からスタート。途中降雨に見舞われセーフティカーが導入されるなど、耐久レースらしい荒れたレース展開のなか、終盤トップに立ったSUBARU BRZ GT300は安定したペースで周回を重ね、今シーズン初優勝を飾りました。STIチーム総監督の辰己英治は、「ほぼ計画通りで順調なレースだったと思います。タイヤ交換の時間を短縮した作戦が功を奏しました。チームもドライバーも頑張ってくれたと思います」と語っています。
SUPER GTは全日本GT選手権を引き継ぎ2005年に発足したシリーズであり、現在日本国内で最も人気のあるモータースポーツカテゴリーの一つです。STIは、R&D SPORT*2と共に2009年よりLEGACY B4 GT300で参戦を開始し、2012年シーズンから市販車のSUBARU BRZが採用する超低重心なFRレイアウトを継承した、SUBARU BRZ GT300で参戦しています。低重心でコンパクトな水平対向エンジンがもたらす走行性能の高さとそのシルエットは、同年3月の初参戦から多くのレースファンに支持されています。
レースの詳細につきましては、下記SUBARU MOTORSPORT MAGAZINEをご覧下さい。 http://www.subaru-msm.com/2016/sgt/report/rd6/
*1:スバルテクニカインターナショナル(株)(代表:平川良夫、東京都三鷹市、略称:STI) *2:(株)アールアンドデースポーツ(代表:本島伸次、神奈川県平塚市)
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