富士重工業は、本日7月23日、富士重工業を含む日本の航空機メーカー5社*1、及び日本航空機開発協会(JADC*2)とともに、米国ボーイング社の新型旅客機「777X」の開発・製造に参画する正式契約に調印しました。これは昨年、ボーイング社と日本の航空機メーカー5社及びJADCが調印した覚書*3に対し、契約諸条件を盛り込み契約文書にまとめたものです。
777Xは、大型双発旅客機777シリーズの後継機で、777-8X及び777-9Xで構成され、ボーイング社によりますと2017年に生産を開始、2020年にエアラインへの初号機納入の予定です。
当社は現行777と同様、中央翼、中央翼・主脚格納部結合、主脚扉及び翼胴フェアリング(前部)を担当します。現在、宇都宮製作所(栃木県宇都宮市)及び半田工場(愛知県半田市) で生産準備を進めており、半田工場では777X中央翼の組立工場を建設中です。
今後もボーイング社との良好な関係を維持発展させるとともに、自社の技術をさらに磨き、航空機産業において世界的に存在感のある確固たる地位を築くよう努めていきます。
詳細につきましては、ボーイング社とJADC発表のプレスリリースをご参照ください。 https://www.boeing.jp/ https://www.jadc.or.jp/
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