富士重工業は、新型「WRX STI」を本日発表、発売します。
「WRX STI」は、WRXシリーズ共通の商品コンセプト「Pure Power in Your Control」を高次元で具現化した、同シリーズのトップグレードモデルです。ハイパワー*1をドライバーの意のままに操ることのできる、スバル最高峰のAWDスポーツパフォーマンスを実現するために、ボディ、シャシー等車両各部の性能を極限まで高め、融合させました。様々なモータースポーツにおいてその性能を磨き続けてきた2.0ℓ水平対向ハイパワーターボエンジン、マルチモードDCCD(ドライバーズコントロールセンターデフ)システム等を搭載しました。
シャシー性能については、剛性を更に向上させた専用サスペンションを開発する等、ステアリングレスポンス、リヤグリップ、フラットライドの3点の性能向上を徹底的に追求しました。その過酷な路面条件で知られるドイツのニュルブルクリンク・サーキットをはじめとする、世界各国の様々な走行条件下で走行性能を鍛え上げることで、ドライバーの操作への俊敏なレスポンスと、より正確で安定したコーナリングを実現するとともに、操縦安定性と乗り心地の双方を向上させました。
*1:227kW(308PS)/6400rpm、422N・m(43.0kgf・m)/4400rpm
■商品コンセプト
『Pure Power in Your Control』 新型WRXシリーズの開発においては、歴代のWRXシリーズが追求してきた、スポーツセダンとしての「絶対的な速さ」と「クルマを操ることの愉しさ」をさらに高次元で両立することを目指し、「Pure Power in Your Control」という商品コンセプトを設定しました。水平対向ターボエンジンが持つポテンシャルを最大限に発揮し、かつドライバーのイメージ通りに操ることのできるコントロール性能を極限まで追求するために、ボディの軽量化と剛性向上、シャシー性能の徹底的な強化を織込み、商品コンセプトを具現化しました。
■メカニズム <シャシー&ボディ>
水平対向ターボエンジンのハイパワーを余すことなく使い切るために、ボディとシンメトリカルAWDをベースとするシャシーの性能を徹底的に追求しました。これにより、絶対的な速さを意のままに操るという商品コンセプトを実現しています。
<エンジン>
スバルハイパフォーマンス車の象徴として、モータースポーツにおいてその性能と信頼性を磨き上げてきた2.0ℓ水平対向ターボエンジンを搭載しました。
<トランスミッション>
水平対向エンジンのハイパワーを受け止める、強化6速マニュアルトランスミッションを採用。ショートストロークシフトとあいまって、操る愉しさを実現します。
■安全
スバルが掲げる「ALL–AROUND SAFETY」の安全思想に則り、安全分野におけるすべての性能向上を図りました。
<アクティブセーフティ>
<パッシブセーフティ>
■パッケージ
歴代のWRX STIが提供してきた、4ドアセダンとしての実用性をさらに向上させ、ハイパフォーマンスとの両立により、WRX STIならではの個性を一層高めました。
■デザイン<エクステリア>
スバルの走りのフラッグシップモデルにふさわしい、アグレッシブかつ洗練されたスタイリングにより、AWDパフォーマンスカーとしての存在感を表現しました。
*2:メーカー装着オプション
<インテリア>
ハイパフォーマンスカーとしての表現にこだわり、ドライバーがWRX STIのドアを開けた瞬間に、気持ちを高揚させるコクピットをデザインしました。
【販売計画】
月販 250台
☆印: 写真掲載グレード
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