富士重工業は、本社を8月18日に東京都新宿区西新宿から渋谷区恵比寿へ移転するのに先立ち、本日、新社屋であるエビススバルビルの竣工式を実施しました。移転によりオフィス環境を一新すると共に社内外のコミュニケーション活性化を促進します。
エビススバルビルは、自動車で駆け抜けるような疾走感と躍動感のイメージをビルのデザインモチーフとし、外装だけではなく内装にも水平方向のイメージを取り入れたスバルらしいデザインとしました。
オフィスは柱の少ない見通しの良い空間とすると共に、OA機器類や打ち合わせコーナーなどの共用スペースと機能を集約したアクティブコミュニケーションハブを設置。デジタルサイネージによる社内外のさまざまな情報提供を行う等、社員のコミュニケーション活性化を狙います。また、環境対応として、空調、照明、給湯などの消費エネルギーは、一般的なオフィスビルに対して約40%*1少なく、エネルギーコストの圧縮によるライフサイクルコストの最適化を図ります。 さらに免震機能を採用すると共に、大規模災害時に本社の主要機能を維持する為の非常用発電機を備えるなど、災害時の事業継続対策を取り入れています。
本社としての役割だけではなく、富士重工業ならびにスバルの情報発信基地として、1階に設置したショールームにスバル車を展示し、スバルのブランドメッセージ等の情報発信機能を充実しました。また、3階には最大1,200 名が収容可能なイベントホール「EBiS 303」を設置し、新型車発表会をはじめとした社外とのコミュニケーションに役立てます。
富士重工業は本社移転を機に一層の競争力強化と事業基盤整備を進め、さらなる発展を目指します。
*1:当社調べ。エネルギーの使用の合理化等に関する法律(省エネ法)上の基準建物対比。
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