2011年11月24日
新型スバル XVが欧州の安全性能総合評価で最高評価の5つ星を獲得
このたび、スバル XVの欧州仕様車(XV 2.0i 左ハンドルモデル)は、欧州の新車評価基準である「ユーロNCAP*」における、2011年安全性能総合評価で最高評価の5つ星を獲得しました。2009年より新評価システムが採用されたユーロNCAP では、「乗員(大人)保護性能」、「乗員(子供)保護性能」、「歩行者保護性能」、「安全補助」の4つの項目について、より厳格に総合的な安全評価が行なわれています。スバルはこれまで数々の衝突安全性能評価において高い評価を受けており、ユーロNCAPでの最高評価の獲得は2009年のレガシィに続き、2回目になります。
*欧州各国の交通関連当局などで構成された独立機関が1997年より実施している安全性能評価
新型XVは、高張力鋼板の採用拡大をはじめ、衝突エネルギーの伝達構造の最適化によりスバル独自の新環状力骨構造ボディをさらに進化させ、軽量化と全方位の高い衝突安全性の両立を実現し、乗員保護性能を高めました。さらに、フロントデュアル、サイド、ニーおよびカーテンといったエアバッグの充実や、VDC(ビークルダイナミクスコントロール:横滑り防止装置)を全車に標準装備とすることで、総合的に優れた安全性能を実現しました。
富士重工業は、ブランドステートメントである"Confidence in Motion"を通じて、スバルならではの「安心と愉しさ」の提案を掲げています。この「安心と愉しさ」を支える重要な要素である「安全」を、ALL-AROUND SAFETY の考え方を基に、アクティブセイフティ、パッシブセイフティ、プリクラッシュセイフティの各技術進化により実現していきます。
アクティブセイフティ | : | 走行性能・危機回避性能による安全性向上 |
パッシブセイフティ | : | 衝突安全性能による安全性向上 |
プリクラッシュセイフティ | : | 先進運転支援システムの警報や自動ブレーキなどによる安全性向上 |
スバル XV衝突試験時 |