2024年5月24日

SUBARU 騒音低減に向けた研究が自動車技術会賞「浅原賞学術奨励賞」を受賞

「第74回自動車技術会賞」において、当社技術者が騒音低減に向けた研究に対して「浅原賞学術奨励賞」*1を受賞しました。自動車技術会賞は自動車工学及び自動車技術の向上発展の奨励を目的として1951年に創設され、公益社団法人自動車技術会より、自動車技術における多大な貢献・功績を認められた個人に贈られます。

HEVやバッテリーEVなど電動車のモーター走行時においては、従来エンジン音に埋もれていたロードノイズやモーター音などの不快な騒音がより目立つようになります。本研究では、従来困難であった幅広い周波数帯の騒音低減に寄与する車体パネルの特定と車体骨格に関する要件定義の手法を構築しました。なお、本研究の成果は既に次期フォレスターの開発にも活用しています。

今年受賞した技術および技術者は以下の通りです。

受賞テーマ
振動エネルギー伝搬分析に基づく車体骨格特性の要件化に向けた基礎検討

受賞者
阿部 啓介(株式会社SUBARU/神奈川大学)

SUBARUは、電動化時代においても「安心と愉しさ」を提供し続けていくために、今後も様々な技術革新に取り組みます。

*1:自動車技術に関する優秀な論文等を発表した将来性のある新進の満37歳未満の個人に贈られる賞
授賞式の様子 本研究の成果(イメージ図)
授賞式の様子
右:阿部 啓介(株式会社SUBARU/神奈川大学)
左:大津 啓司(公益社団法人自動車技術会 会長)
本研究の成果(イメージ図)
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