株式会社SUBARU(代表取締役社長:大崎 篤、以下「SUBARU」)は、株式会社みずほ銀行(頭取:加藤 勝彦、以下「みずほ銀行」)との間で、グリーンローン(以下「本ローン」)契約を締結しました。
グリーンローンとは、「グリーンローン原則」*1に準拠し、環境課題の解決・緩和に資する事業の資金を調達するために実行されるローンです。 SUBARUは、「グリーンボンド原則2021」、「ソーシャルボンド原則2023」および「サステナビリティボンド・ガイドライン2021」、ならびに「グリーンローン原則2023」および「ソーシャルローン原則2023」等に基づき、2023年10月に「サステナビリティファイナンス・フレームワーク(以下「本フレームワーク」)*2」を策定しました。 なお、本フレームワークの「グリーンローン原則2023」への適合性評価については、第三者機関である株式会社格付投資情報センターからセカンドパーティ・オピニオン*2を取得しています。本ローンは、同オピニオンを踏まえたグリーンローン調達です。
SUBARUは、ありたい姿として「笑顔をつくる会社」を掲げています。その実現に向け、CSR重点6領域「人を中心とした自動車文化」「共感・共生」「安心」「ダイバーシティ」「環境」「コンプライアンス」の考え方を取り入れ、SUBARUグローバルサステナビリティ方針に基づいて取り組みを行うことで企業としての社会的な役割を果たし、お客さまをはじめとするステークホルダーの皆さまに「安心と愉しさ」を提供することを目指しています。中でも、「環境」においては、2023年8月に電動化の目標を「2030年に全世界販売台数の50%をBEV*3にすることを目指す」へ引き上げ、その実現に向けた取り組みを推進しています。 本フレームワークに基づき調達した資金をBEVの開発および製造等に充当することで、取り組みをさらに加速させていきます。
<本契約の概要> 借入人:株式会社SUBARU 契約金額:200億円 資金使途:BEVの開発および製造等 契約締結日:2024年1月29日 実行日:2024年1月31日
*1:グリーンローン原則: Loan Market Associationとアジア太平洋地域業界団体Asia Pacific Loan Market Associationが2018年3月に策定した環境分野に使途を限定する融資の国際ガイドライン。2018年12月にはThe Loan Syndications and Trading Associationも参画。
*2:サステナビリティファイナンス・フレームワーク/格付投資情報センター(R&I)セカンド・パーティー・オピニオン https://www.subaru.co.jp/ir/library/sustainability-finance.html
*3:BEV(Battery Electric Vehicle):電気自動車
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