航空宇宙カンパニー カンパニー企画部 HOME SUBARUらしさ SUBARUびと 航空宇宙カンパニー カンパニー企画部 現場とのコミュニケーションから生まれた信頼関係と成果航空宇宙カンパニー カンパニー企画部 記事内の日付や部署名は、取材当時の情報に基づいた記述としています 仕事は違っても、「笑顔をつくる」という想いでつながる「SUBARUびと」。 様々な部署で働く「SUBARUびと」を、仕事内容や職場の雰囲気を交えてご紹介します。今回は航空宇宙カンパニー カンパニー企画部で活躍する原田さんにインタビューしました。 原田 稜也(はらだ りょうや)さん 2015年に入社。8年間ボーイング社向け製品のプロジェクトマネジメント部門で勤務後、2023年からカンパニー企画部企画課で、航空宇宙カンパニーの設備投資統括と、同カンパニーの広報業務を担当する。 目次 製造現場との密なコミュニケーションから、信頼を獲得 原田: 私は2015年に入社し、ボーイング社向け製品の生産計画の担当として、プログラムマネジメント業務に携わっていました。この業務は、製品の受注からお客様に製品を届けるまでの一連の進捗と予算を管理するのが役割です。振り返って思い出に残っているのは、入社2、3年目に製造現場で発生した問題のリカバリーを担当したときのことです。かなり難易度が高いリカバリー計画が設定されており、通常の部署間コミュニケーションでは情報や配慮が足りておらず、製造現場の皆さんは苦労していました。 そこで、少しでも早く課題を解決するために毎朝現場に行って、「今日はここまでやりましょう!」「○○さんは何時までにこれを、△△さんはこれをお願いします!」と具体的に声を掛けていたら、所属長から「この現場は任せる」と言われました。そこからは現場の皆さんにとっての現実的な計画を考え、現場から連絡が入ればすぐに足を運んで解決する、ということを繰り返したことで想定のスケジュールよりも早く解決することができたんですよ。 こうして、現場で日々コミュニケーションを取りながら一生懸命動いているうちに、皆さんが信頼してくれるようになっていくのを感じました。「原田さんが頑張ってくれているから何とかしてあげよう」と対応してくれる人や、「何とかして納期に間に合わせよう」と協力してくれる人がどんどん増え、“ワンチーム”として一つにまとまっていったように思います。周りからも「原田さんのチームって一体感あるよね」と言われたことは自信にもつながりました。 この経験があったので、仕事に対してとても前向きに取り組めるようになりました。2023年に部署異動となりましたが、「原田さんの存在は大きかったよ」とチームの方から声をかけてもらい、とても嬉しかったのを覚えています。 設備の投資計画や予算管理という新たなフィールドへ 原田: 2023年からは設備に関する投資計画の策定と予算管理を担当するとともに、広報業務も担っています。設備にどう投資していくのか、カーボンニュートラルや自動化・省人化などの世の中の動向を踏まえ、関連部署の皆さんと調整しながら航空宇宙カンパニーの設備投資をとりまとめるのが役割です。今、航空宇宙カンパニーは防衛事業、民間事業、ヘリコプター事業のすべてで成長するための投資フェーズであり、この先10年、20年と使用する設備の導入に携われることは責任を感じると共に私自身の大きなやりがいにもなっています。また、今までとは異なる視点で航空宇宙カンパニーを見ることになり、改めて皆さんに支えられているのを実感する日々で、より皆さんの実務に寄り添ったとりまとめ役でありたいと考えるようになりました。 航空宇宙カンパニーのことをもっと世の中に知ってほしい! 原田: これからは、航空宇宙カンパニーの広報業務にも力を入れたいと考えています。SUBARUの航空宇宙カンパニーをもっと世の中の皆さんに知ってほしいと、2024年2月には航空宇宙カンパニー初となるテレビ番組の取材を受けました。社内各所とお取引先との調整は大変でしたが、実現することができました。 航空機業界を目指す学生の皆さんには、ぜひ就職先の一つとして考えてもらえたらうれしいですし、防衛装備品の製造をするということは国民の皆さんの安心・安全を支える側面もあるので、そうした側面も地域の皆さんにご理解いただけたら嬉しいです。SUBARUのプレゼンスをもっともっと上げていくために、今後もどんどん発信していきたいと思っています。 私が目指しているのは、「あいつ、何でもできるな」と言われる存在になること。「とりまとめ」を経験して感じるのは、私は人から頼られ、何かをして、相手の役に立つのがうれしい人間だということです。だからこそ、たくさんの人に頼られるためにも、「何でもできる」存在になりたいと考えています。 仕事の枠を超え、深い絆で結束する「SUBARUびと」。ぜひ、次回のコラムもご期待ください。