データを活用し、お客様の購入体験の向上を目指す データ統括活用推進部

データを活用し、お客様の購入体験の向上を目指す
データ統括活用推進部

記事内の日付や部署名は、取材当時の情報に基づいた記述としています

仕事は違っても、「笑顔をつくる」という想いでつながる「SUBARUびと」。様々な部署で働く「SUBARUびと」を、仕事内容や職場の雰囲気を交えてご紹介します。今回は、データ統括活用推進部で活躍する村川さんにインタビューしました。

村川 雄一

村川 雄一(むらかわ ゆういち)さん

エンジン開発のエンジニアとして2015年に入社。社内公募制度を利用し、2021年からIT戦略本部 デジタルイノベーション推進部(現在のデータ統括活用推進部)で、市場デジタルマーケティング領域を担当する。

お客様の行動を知り、
気持ちよく購入いただける
体験をつくる

日本国内におけるSUBARU車の販売を統括している国内営業本部で、デジタルな切り口で販売の支援をすることが私の役割です。例えば、「実際にクルマを購入された方は、SUBARUのWebサイトのどのページを見て、どんな見積もりを取ったのか?」といった購買行動を分析し、その結果をもとに、最適なメールマガジンの送付頻度を検討しています。

データを活用してお客様の購入に至るまでの検討段階の行動を分析し、意思決定に必要な情報を適切にお客様に提供しています。SUBARU車を気持ちよく購入いただけるような体験をつくることが最大のミッションであり、お客様目線に立って日々業務に取り組んでいます

分析イメージ図

エンジンの制御開発から
キャリアをスタート

私は、エンジン開発のエンジニアとしてSUBARUに入社しました。入社からの4年間はエンジンの制御品質確認を担当し、その後の2年間はエンジン開発の上流であるエンジン制御の設計に携わりました。

制御設計におけるエンジニアの役割は、実験チームが実際にクルマを動かし、車両の状態を定量化することで得られたデータをもとに、制御プログラムに落とし込むことでした。

この6年間でエンジン制御開発の上流から下流までを経験することで、「自分がSUBARUのエンジンを開発しているんだ!」という感覚を強く持ちました。実験チームと一緒に考えた制御が実装された試作車に乗り、その制御の良さを体感できたときは嬉しく、この仕事のやりがいを感じましたね。

今後のキャリアに向き合い、
社内公募制度での
異動にチャレンジ!

エンジニアとして働くことへのやりがいを感じていましたが、他の領域にもチャレンジしてみたいという気持ちも持っていました。私が仕事をする上で大切にしていたのは、「自分が愉しんでできるか?」。私は「SUBARUは、面白いクルマをつくっていて愉しそうだな」と思ったのが入社の動機で、様々な業務の分野にチャレンジしたいとも考えていました。

これまでの定期的な人事異動ではなく、社員自ら人員を募集している部署に希望を出せる社内公募制度がスタートすると聞いたのは、ちょうどその頃。募集先を見てみると、面白そうな業務がいくつもありました。社内で違う分野にチャレンジできるのはなかなかないチャンスだと感じ、自分自身が愉しみながら、今までの経験やスキルが活かせそうだと感じたIT部門へ、応募してみることに。幸い、当時の上司も「熱意があるならチャレンジしてみたら」と背中を押してくれました。

村川さん

社内公募制度に応募した当時のことを語る村川さん

自動車の開発部門からIT部門へ異動し、求められるものの違いは想像していた以上でした。時には思うような成果が出なくて悩むこともありますが、すべてが新鮮で、愉しみながら多くのことを学べるのでモチベーション高く仕事に取り組んでいます。

今の目標は、とにかくお客様のためになるアイデアを実現すること。異動してから約3年、未だに猛勉強の日々ですが、データ統括活用推進部を牽引し、これまで以上に気持ちよくお客様にSUBARU車をご提供できるよう、日々頑張りたいと思います!

メンバーと

一緒に仕事をするメンバーと(中央が村川さん)

自分自身を磨きながら、人一倍お客様に寄り添う気持ちを大切にする「SUBARUびと」。ぜひ、次回のコラムもご期待ください。

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