様々な部署で働く「SUBARUびと」を、仕事内容や職場の雰囲気を交えてご紹介します。今回は、東京事業所・調達QCイノベーション推進部です。
東京事業所・調達QCイノベーション推進部 HOME SUBARUらしさ SUBARUびと 東京事業所・調達QCイノベーション推進部 サプライチェーン全体の競争力を高める東京事業所・調達QCイノベーション推進部 記事内の日付や部署名は、取材当時の情報に基づいた記述としています 仕事は違っても、「笑顔をつくる」という想いでつながる「SUBARUびと」。様々な部署で働く「SUBARUびと」を、仕事内容や職場の雰囲気を交えてご紹介します。今回は、東京事業所・調達QCイノベーション推進部です。 部品の理想原価を実現すべく、日々奮闘! 私たち調達QCイノベーション推進部は、旧原価企画管理本部のコストエンジニア(=理想の原価をはじき出し、それを実現する技術者)を結集し、2022年4月に設立した新しい組織です。東京事業所には15人が在籍し、エンジン設計部などの設計出身者や、コストエンジニア一筋のベテランとともに、若手が原価のプロとしてグングン成長しています。そして、旧原価企画管理本部のころから培ってきたモノづくりの知見と「査定」(=モノサシ)の力を活かして部品の理想原価を導き出し、適正な価格でSUBARUのクルマをご提供できるよう日々取り組んでいます。 また原価だけでなく、品質や設計のつくり込みにも積極的に関与することで、部品メーカーや物流会社をはじめとしたSUBARUのサプライチェーン全体の競争力を高めていく活動にも取り組んでいます。 SUBARUのモノづくりの羅針盤となりたい 私たちの最大の武器は「査定」(=モノサシ)です。各コストエンジニアは部品と製造現場、図面、荷姿などの現地現物を確認することで、あるべきコストを査定できます。その数値やベンチマークと現状を比較し、お取引先の工程の改善や、設計仕様の見直しなどを行います。このように、開発の早い段階から図面とモノづくりに入り込み、コストと品質のつくり込みに参画する一方で、お取引先の困りごとにも親身に寄り添い、経営状態や品質を改善していくことでSUBARUのサプライチェーン全体の競争力向上を目指しているのです。 部署名変更で心機一転! 調達QCイノベーション推進部として生まれ変わったことを受け、コストだけでなく、品質という観点からもこれまで以上に深くモノづくりに参画することを心掛けています。SUBARUに関わるすべての人を笑顔にできるよう、影響力を発揮していくことを目指しています。 コストエンジニアにフォーカス! この部署で活躍する社員に、日々の業務内容や思いをインタビューしました。今回は、エンジンに使用されている部品を担当しているコストエンジニア、髙橋海都さんです。 髙橋 海都さん 入社6年目、成長が著しい23歳のコストエンジニア。4月以降、 ターボチャージャーなどのエンジンに使用されている部品を多く任されている。一気に守備範囲が広がったものの、何とか対応すべく猛勉強中。東京事業所のコストエンジニア部隊、期待の若手です! 日々の当たり前の気遣いが、信頼や業務のスピードアップにつながる 主な仕事は、設計者とともに部品仕様のつくり込みを実施し、自身で作成した査定を基にコスト折衝を行うことで、部品原価の適正化を図ることです。プロとしての責任をしっかりと持ち、最後までやりきるように努めています。仕事を進めていく中で大切にしていることは、相手の立場になって考えてみることです。業務の検討依頼やメールの際に、「この内容で不快な思いをしないか?」「検討しやすい内容になっているか?」などに気を付けています。当たり前のことかもしれませんが、このちょっとした意識や行動から、信頼関係や業務進捗のスピード感は変わってくると思っています。今まで苦労や壁は、自分なりの考えや意見を持ち、先輩に相談することでアドバイスをいただき、一緒に課題を解決し乗り越えてきました。新組織では新たなチャレンジが増えますが、がんばります。 上司から見た髙橋さん 上司の橘さんに、髙橋さんの様子をインタビューしました。 橘 由気さん 普段から、「もう少し俺のことをリスペクトしてくれよぉ…」と言うくらいの、上司部下の関係です。以前、私が海都に「これから俺のことを会社の父親だと思えば良いからネ…」と言ったところ「え、父親より、おじいちゃんの方が歳が近いんですけど…」と答えられました。(笑) チームの一員として責任をしっかり持ち、良好な信頼関係を大切とする「SUBARUびと」。ぜひ、次回のコラムもご期待ください。