DESIGNER'S STORY

心に響くエクステリア、それがSUBARUのデザイン。

エクステリアデザイン / 体験調査 / 海外出張

経営企画本部 価値づくり推進室
デザイン部 EXTスタイリング主査

S・S

2020年の入社以来、自動車エクステリアの先行・量産デザイン開発に従事。 美術工芸学部 製品デザイン専攻卒。
「山登りやプラモデル、映画、読書、カメラなど、没頭できる趣味が好きです!」。

DESIGNER'S STORY
SELF INTRODUCTION

自己紹介と仕事内容

形だけじゃない、体験も安心も。豊かな人生をデザインする

「機能美のあるモノづくりがしたい」——その想いを胸にこのチームに加わり、それ以来、SUBARUの外装デザインを通じて「安心と愉しさ」を表現することに取り組んでいます。
ひと目で魅力が伝わり、長く愛着を持って使い続けてもらえるカーデザインを生み出すこと。それは単なるプロダクトの提供ではなく、SUBARUという体験を通じて、お客様の人生をより豊かにすることにつながると信じています。その実現のために、企画の立案段階からプロジェクトに参画し、外装デザインのアイデア創出から量産開発まで、一貫して携わっています。
SUBARUは、テクノロジーの強さが際立つブランドと思われがちですが、実はそれだけではありません。意外にもユーモアがあり、独自の理念と個性的な製品群を持つ、奥深いブランドです。そのため、デザイナーとして創造性を発揮できる、チャレンジングでありながら非常に魅力的なフィールドだと感じています。

エクステリアに宿る、デザイナーの熱き想い

DESIGNER'S STORY
STORY 01
すべてのデザインに意味がある。だからこそ、人の心を動かす

新規性だけでも普遍性だけでも、世界に期待されるSUBARUの造形は実現できません。求められるのは、常に「意味」を持ったデザイン。だからこそ、私たちは一つひとつのカタチに確かな意図を込めながら、デザインを追求しています。

造形のプロセスは、スケッチを描くだけでは終わりません。エキスパートのモデラーと対話を重ね、立体としての完成度を高めていきます。自動車デザインは極めて高度な領域であり、フィジカルでもデジタルでも立体感覚がなければ、たった1本の線すら成立しません。ときには大胆な構成変更が求められ、ときには0.1mm単位の調整が印象を劇的に変えることもあります。その繊細な駆け引きを積み重ねながら、より洗練された造形へと仕上げていきます。

また、SUBARUデザインの根幹には「人間中心」の思想が息づいています。安全性や機能性といった性能面においても、一切の妥協はありません。エンジニアとの密な対話を通じ、技術と感性の結節点を見極めながら、デザインに落とし込んでいきます。そして、先行開発から関わったクルマが、数々の課題を乗り越えて完成した瞬間の感動は、言葉では言い尽くせないほどのものです。

ただ美しいだけではなく、意味を持ち、人の心に響くデザインを。SUBARUのデザインは、そんな想いのもとに生まれています。

DESIGNER'S STORY
DESIGNER'S STORY
STORY 02
情熱で可能性を切り拓く

SUBARUで働く魅力のひとつは、経験の浅いうちから多くのチャンスが与えられ、成長しやすい職場環境が整っていることです。私自身、入社2年目で新型車先行開発のメインテーマから量産実現までを担当する機会を得ました。また、ある開発プロジェクトでは、米国のデザインスタジオに数か月滞在し、現地メンバーと議論を重ねながらデザイン提案を行うという貴重な経験もしました。

SUBARUは多くの方々に愛されるブランドであり、そのデザインに対する期待も非常に大きい。だからこそ、デザイナーには大きな責任が伴います。しかしその先には、無限の可能性が広がる挑戦の場があります。

自らの手でブランドの未来を創り出す。その醍醐味を味わえるのが、SUBARUのデザインスタジオの魅力だと感じています。

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MY WEEKEND

休日の楽しみ方

友人と谷川岳に登った時の一枚です。

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