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スバル4WD車の生産累計500万台を達成
富士重工業(田中 毅社長)は、このたび、群馬製作所(群馬県太田市他)にてスバル4WD車の生産累計500万台を達成した(海外生産を除く)。昭和47年7月に国産初の乗用タイプ4WD車「スバル レオーネ4WDエステートバン」の生産を開始してから28年での記録達成となる。
富士重工業は、昭和47年7月に4WD車の生産を開始以来、乗用4WDのパイオニアとして、その生産を拡大してきた。生産台数の推移を見ると、年間1,099台(昭和47年度)であったものが、現在では334,727台(平成10年度)と約300倍の規模に拡大されている。累計台数では4WD車の生産を開始以来、昭和59年10月に100万台を突破、平成4年4月に300万台、そして今月2日、500万台を達成した。また富士重工業の全スバル車生産における4WD車の比率は、累計台数でみると約40%となるが、平成10年度だけでは実に約75%であり、同社の4WD技術に寄せられる信頼の高さを物語っている。
富士重工業では、現在、商品ラインナップにおいてすべての車種に4WDを設定し、海外市場でもAWD(オールホイールドライブ)を前面に打ち出した戦略で販売を伸ばしている。登録車においては、水平対向エンジンとの組み合わせによる、シンプルで、メカニズムが左右対称な独自の4WDシステムを採用し、雪道や山道だけでなく、あらゆる路面状況で優れた走行性能と高い安全性を発揮している。その性能の高さは、WRC(世界ラリー選手権)でスバル インプレッサによる日本車初の3年連続メーカーチャンピオン獲得(1995年から1997年)に代表される成果に結びつくとともに、より積極的にクルマと接し「走り」にこだわる消費者を中心に高い評価を得ており、スバル レガシィは平成9年より4WD車銘柄別登録台数で2年連続第1位※となっている。